MVアグスタの電動キックスクーター、やっぱりこうなる[写真21点]

MVアグスタの電動キックスクーター、やっぱりこうなる[写真21点]
MVアグスタの電動キックスクーター、やっぱりこうなる[写真21点]全 21 枚

イタリアのモーターサイクルメーカー、MVアグスタ(MV Agusta)がリースした電動キックスクーターがかっこいい。スキラーナ発のマシンと同じ伝統のカラーを身にまとった電動キックスクーターは、その名を『ラピード・セリエ・オロ』という。

都市で生活する人の間で、毎日の仕事や日常の用事にスタイリッシュで高性能な電動ビークルを使いたいと考える人は増えている。そういった高感度な人に向けて、電動自転車の『アモ』についで、MVアグスタのeモビリティファミリーに新顔登場だ。

ラピード・セリエ・オロは、モーターサイクルの「セリエ・オロ」モデルを連想させるの塗り分けに先進の素材とeモビリティ技術を搭載する。フレームはマグネシウム合金製、タイヤは10インチ・チャーブレス“ファット”タイヤ、ブレーキはデュアル油圧ブレーキだ。

モーターは48Vブラシレスモーターで出力500W、トルク24Nmというスペック。航続50km、最高速40km/h(EUでは25km/h制限)、登坂能力14度=25%というパフォーマンスだ。走りでは4つの動力制御モード:ペデストリアン(歩行者)、エコ、コンフォート(快適)、スポーツ+が用意されている。コントロールパネルは4インチ液晶ディスプレイで、速度も表示される。ダッシュボード情報は専用アプリでライダーのスマホに接続できるという。

MVアグスタの電動キックスクーター、やっぱりこうなる[写真21点]MVアグスタの電動キックスクーター、やっぱりこうなる[写真21点]

MVアグスタグループでeモビリティ事業部を統括するラトミール・サルダロフ部長は「電動自転車やスクーターにも、伝統的なモーターサイクルに対するのと同じ注意を払っている。モーターサイクル事業部との間では、開発から生産現場まで、あらゆる場面で技術のシェアができる体制になっている。MVアグスタのeモビリティのクォリティは、伝統的なモーターサイクルのそれと変わらない」と述べる。

ラピード・セリエ・オロは11月18日にリリースされ、メーカー希望消費税込み価格は999ユーロ(約12万7500円)、クリスマスまでに購入すれば849ユーロ(約10万8500円)だ。

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《高木啓》

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