ポールスター2、ブランド初のEVを476馬力に強化…無線更新で

「ロングレンジ・デュアルモーター」グレードが対象

0-100km/h加速は4.4秒に短縮

グーグルの「Android」ベースのインフォテインメント

ポールスター2
ポールスター2全 12 枚

ボルボカーズ傘下のポールスターは12月7日、ブランド初のEVセダンの『ポールスター2』(Polestar 2)のソフトウェアアップデートを欧州で開始した、と発表した。

写真:ポールスター2

◆「ロングレンジ・デュアルモーター」グレードが対象

ソフトウェアアップデートは、ポールスター2の「ロングレンジ・デュアルモーター」グレードが対象になる。ポールスターが自社のEVに、ポールスターが持つ内燃エンジン搭載車のチューニングの伝統を適用したのは、今回が初めてという。

ポールスター2の最強グレードが、ロングレンジ・デュアルモーターだ。EVパワートレインは、前後にそれぞれモーターを搭載し、4輪を駆動する。2つのモーターは合計で、最大出力408hp、最大トルク67.3kgmを引き出す。

強力なツインモーターにより、0~100km/h加速5秒以下の性能を発揮する。27個のモジュールで構成されるバッテリーパックは床下にレイアウトされ、蓄電容量は78kWhだ。1回の充電での航続は、最大480km(WLTPサイクル)の性能を備えている。

ポールスター2ポールスター2

◆0-100km/h加速は4.4秒に短縮

今回のソフトウェアアップデートによって、ロングレンジ・デュアルモーターのEVパワートレインは強化される。モーターのパワーは68hp、トルクは2kgm上乗せされる。これにより、最大出力476hp、最大トルク69.3kgmを獲得する。

強化モーターされたモーターは、スポーティな走行性能を生み出す。0~100km/h加速は4.4秒に短縮された。追加のパワーとトルクは、70~130km/hの速度域において、「ブースト」として利用でき、ミッドレンジでさらなる加速性能を発揮するという。80~120km/hの加速は、0.5秒短縮され、2.2秒となる。

なお、このアップグレードは、「Over-the-Air」アップデートを介して、無線で配信され、新しいソフトウェアを車両にダウンロードできる。

ポールスター2ポールスター2

◆グーグルの「Android」ベースのインフォテインメント

ポールスター2は、グーグルの「Android」をインフォテインメントシステムに組み込んだ世界で最初の車のひとつだ。これにより、「Googleアシスタント」、EV対応の「Googleマップ」、「Google Playストア」など、グーグルのサービスが車内で利用できる。自然な音声認識技術と新開発の11インチタッチスクリーンディスプレイが、新しいインターフェイスを可能にする。

グーグルのAndroidベースのオペレーティングシステムにより、常にインターネットに接続。スマートフォンのように、無線で最新情報を受信する。また、音声アシスタントのGoogleアシスタントを採用。

エアコンの温度調整やオーディオの曲の選択などを音声認識で行うGoogleアシスタントによって、ドライバーは運転に集中できる。さらに、ナビゲーションアプリにGoogleマップを導入する。Googleマップが車載化されているため、リアルタイムで交通情報などが得られる。

スマートフォンがキー代わりになる「ポールスター・デジタルキー」も導入する。複数のユーザーが利用するカーシェアリングなどで便利な技術だ。オーナーは第三者とバーチャルキーを共有したり、他の多くのオンデマンド機能にアクセスしたりできるようになる。スマートフォンを携帯したドライバーが車両に近づくと、車両のロックが自動的に解除される。

ポールスター・デジタルキーは、ソフトウェアの無線アップデートで車両にダウンロードされる。新しい「ポールスター・アプリ」とポールスター・デジタルキーは、すべてのポールスター2の顧客に対して、無線更新で配信される、としている。

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《森脇稔》

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