【INDYCAR】佐藤琢磨、2022年はデイル・コイン・レーシング with RWRに移籍して参戦

佐藤琢磨、Dale Coyne Racing with RWRに移籍
佐藤琢磨、Dale Coyne Racing with RWRに移籍全 5 枚

2度のインディ500優勝経験を誇る佐藤琢磨が日本時間9日、来季2022年は「Dale Coyne Racing with RWR」に移籍してNTTインディカー・シリーズに継続参戦することをオンライン会見で発表した。

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佐藤琢磨(2022年1月で45歳)はインディカー参戦12年目の今季(2021年)を、連続4シーズン目の所属となった「Rahal Letterman Lanigan Racing」(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング=RLLR)にて戦ったが、来季(2022年)に向けてはチーム離脱が決まっており、新たな所属先に注目が集まっていた(RLLRには2012年を含め通算5季在籍)。

この日、琢磨本人がオンライン会見で発表した移籍先は、「Dale Coyne Racing with RWR」(デイル・コイン・レーシング ウィズ RWR/RWRはRick Ware Racing=リック・ウェア・レーシングの略称)。搭載エンジンは(もちろん)ホンダである。

正式なチーム体制等の発表は年明け1月とのことだが、琢磨の新たなカーナンバーは「51」に決まっている。今季の Dale Coyne Racing with RWR / 51号車の主戦選手だったのは、“新人”として参戦した元F1レギュラードライバーのロマン・グロージャン。アンドレッティ陣営に移籍する彼から51号車を琢磨が引き継ぐようなかたちになる。今季のグロージャンは決勝最高2位という好成績を残した(インディ500は不参戦)。

2020年、第104回インディ500優勝時の佐藤琢磨。2020年、第104回インディ500優勝時の佐藤琢磨。

Dale Coyne Racing with RWR(以下、「デイル・コイン陣営」と記す。原則的に“with RWR”以外のマシンも含めての「陣営」)は、どちらかというと「これまでは多くの若手にチャンスを与える重要な役割を担ってきたチームです」(琢磨談、以下同)。しかし、陣営を率いるデイル・コインには「インディ500を勝ちたい、という強い想いもあるんです」。

デイル・コイン陣営は大規模チームではないが、「エンジニアリング面では少数精鋭で目を見張るスピードを発揮していますし、特に近年のインディ500の予選で見せているスピードなどは、衝撃的でもありました」。

「ただ、インディ500を実際に勝ったドライバーが自分(デイル・コイン)のマシンに乗ったことはない、ということで、(実績ある選手を起用して)スピードを(結果につなげて)証明したいんだ、という気持ちを熱く語ってもらいました」と話す琢磨には、有力チームからのインディ500スポット参戦等の話もあったというが、デイル・コインの想いを聞くなどして、「デイル・コイン・レーシングで通年、チャンピオンシップを戦って、そのなかでインディ500制覇を目指す」ということを決断するに至ったようだ。

「インディ500を勝てるチームに育て上げる、と言うのはおこがましいですが、自分の経験が役立つのならば、100パーセントの力を出して、デイルさんたちと一緒にインディ500優勝を目指したいと思っています」

2022年は琢磨にとってインディカー13年目のレギュラー参戦となる。最大目標はもちろんインディ500での2年ぶり3回目の優勝、さらには「開幕戦から全力を尽くして、これも(インディ500優勝と同様に)簡単なことではありませんが、シリーズタイトル争いにも加われるようなシーズンにしていきたいと思います」との抱負も琢磨は語っている。

2022年のインディカー・シリーズは2月末に開幕する予定で、インディ500(第106回大会)は5月29日決勝予定となっている。

《遠藤俊幸》

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