日本導入はあるか? ルノー カジャー 後継「オーストラル」、日産e-POWER搭載はどうなる

ルノー オーストラル 市販型プロトタイプ(スクープ写真)
ルノー オーストラル 市販型プロトタイプ(スクープ写真)全 16 枚

ルノーは12月6日、新型クロスオーバーSUVの車名が『AUSTRAL』(オーストラル)になることを発表したが、そのプロトタイプの実車をスクープサイト「Spyder7」のカメラが捉えた。

【画像全16枚】

「南方」を意味するオーストラルは、2018年から2019年に日本市場にも導入されていた『カジャー』の後継モデルとなる。だが、全長はカジャーの4450mmから4510mmへと拡大し、欧州CセグメントのクロスオーバーSUVとして誕生する。

スペインで捉えたプロトタイプは、カモフラージュが厳重ながら2021年の「IAAモビリティ」で初公開された電動モデル『メガーヌ E-TECHエレクトリック』を彷彿させるシャープなシルエットが見てとれる。フロントには上部グリルと下部グリルに垂直スラットを配置、スリムなヘッドライトは、メガーヌE-TECHに似たデザインが予想される。

側面では、コンパクトなウィンドウがダイナミックなイメージを与える。丸みを帯びたルーフエンドも特徴だ。後部ではLEDテールライトがかなり小さく見えるが、大部分が隠されているとみられ、実際はメガーヌE-TECHのようにテールゲートまで拡大されている可能性がある。

キャビン内は、大型タッチディスプレイやフルエレクトリック・インストルメントクラスターを搭載。トップエンドモデルでは縦型のディスプレイが標準装備となるほか、アンビエント照明や豪華トリムオプションも用意されるという。

市販型ではルノー・日産・三菱アライアンスの「モジュラーCMF-C」プラットフォームのアップデートバージョンを採用、あらゆる形態のハイブリッドパワートレインに対応するとともに、日産『キャシュカイ』と兄弟モデルとなる。

パワートレインは、1.6リットル直列4気筒ガソリンエンジン+デュアルモーターを搭載、最高出力160psが見込まれているが、最高出力190psを発揮するキャシュカイの「e-POWER」システムがどうなるか要注目だ。

オーストラルのワールドプレミアは近いとみられ、市販価格はカジャーより上昇すると予想される。カジャー後継として日本市場導入にも期待がかかる。

《APOLLO NEWS SERVICE》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. レクサス『ES』新型にも「Fスポーツ」設定か...これが市販型デザインだ!
  2. マツダの新型SUVが約250万円から!?「バグってる」「買わない理由がない」など驚きの声殺到
  3. 【シトロエン C4ハイブリッド 新型試乗】ハイドロ系ダンパーでも「薄味」なシトロエン…中村孝仁
  4. 「ヤリクロ超えたのでは?」スズキ『クロスビー』のフルモデルチェンジ級進化に「最近スズキすげぇな」などSNS興奮
  5. スズキ『クロスビー』改良新型、内外装を刷新…215万7100円から
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る