レクサス初のEV専用車『RZ』、写真公開…「DIRECT4」搭載

レクサス RZ
レクサス RZ全 12 枚

レクサスの米国部門は12月14日、ブランド初のEV専用モデルの『RZ』(Lexus RZ)の写真を公開した。「RZ 450e」グレードの写真となる。

レクサスRZは、次世代のEVプラットフォームをベースにしたクロスオーバーEVだ。フロントマスクは、「L」をモチーフにしたレクサスらしいデイタイムランニングライトに、内燃エンジンのないEVならではのグリルレスの表情が特長だ。

リアは、新型『NX』同様、ガーニッシュと横一列につながったテールランプや、ガーニッシュに配された「LEXUS」の文字が目を引く。

また、リアには、「DIRECT4」のエンブレムが確認できる。DIRECT4は、ハイブリッドで培ったモーター制御技術を軸として、パワートレイン、ステアリング、サスペンション、ブレーキなどを統合的に制御する。これにより、走行シーンに応じた駆動力コントロールを行う新技術となる。4輪すべてに瞬時にモーターのパワーを伝達し、このパワーを駆動力に変えて、走行条件とドライバーの意図に応じて瞬時の動作を可能にしている。

DIRECT4は、前後の電気モーターからの駆動トルクと4輪すべてへのブレーキ力の伝達を正確にコントロールする。前輪駆動と後輪駆動のバランスを自動的に調整することで、ドライバーの意図に合わせた運転感覚を実現するシステムだ。このシステムは、最適な駆動力配分に重点を置いており、高トルクの電気モーターとトランスアクスルを備えた「eアクスル」をフロントとリアにレイアウトする。モーターは1本のドライブシャフトで直接車輪に接続されているため、タイムラグなしに作動する。レクサスによると、DIRECT4は直感的でレスポンスが高く、ドライバーに車両と完全に接続されているというリアルな感覚を伝える。さらに、パワフルかつ直線的な加速と爽快なコーナリングを可能にしているという。同時に、DIRECT4は、レクサスのDNAに忠実な静粛性と快適性を重視して、設計されている。

レクサス RZレクサス RZ

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 世界初の「破壊不可能ホイール」って何だ!? テスラ向けパーツ手掛ける米メーカーが開発
  2. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  3. 待望の新型スズキ『GSX-R1000R』が予告なしの初公開!「3色3様」往年のレーシングカラーで日本市場復活へ
  4. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  5. 「盤石シャシー」に「戦甲車体」採用、ワイルドすぎるオフロードSUVが1時間で9700台受注の人気に
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る