騒音規制の強化、スポーツカーオーナーの8割が「寂しい」 定額カルモくん調べ

車の音をうるさいと感じる人は約4割、一方で約8割が少しは車の音は必要と回答
車の音をうるさいと感じる人は約4割、一方で約8割が少しは車の音は必要と回答全 6 枚

月額定額カーリース「おトクにマイカー 定額カルモくん」を運営するナイルは、騒音規制についての意識調査を実施。騒音規制の強化について、スポーツカーオーナーの8割が「寂しい」と感じていることが明らかになった。

調査は11月18日から22日の5日間、インターネットアンケートで実施。全国の男女2012人からの有効回答をまとめた。

近年、国際社会では騒音規制の基準が引き上げられている。規制値は乗用車やトラック、バスなど、車種ごとに細かく区分けされており、その基準を満すことが、日本で販売するための前提条件となっている。現在、国際基準の「フェーズ2」が新車販売に必要な条件だが、2024年の国際的変更時に合わせて、より厳しい「フェーズ3」を検討する可能性もあるという。これによりタイヤノイズの騒音はもちろん、スポーツカーへの生産基準も厳しくなることが予想される。

調査結果によると、59.9%の人が「車の音はうるさいと感じない」と回答。生活をする上で車の音は「騒音」とは感じない人が多数のようだ。その一方、「車の音は必要だと思いますか?」との質問には83.1%が「必要だと思う」と回答。車の音がしないと、車が近づいても気づくのが遅れるなど、静音に対してのリスクともとれる意見が多く見られた。

次にスポーツカーオーナーを対象に、音が大きくなるようにカスタマイズしたかを尋ねたところ、70.4%が「はい」と回答。スポーツカーは、カスタマイズをして楽しむ車であるという認識が伺える。騒音規制の強化については79.6%が「寂しいと感じる」と回答。自身でカスタマイズをしていなくても、騒音規制に関して残念と思う人がいるという結果となった。「騒音規制が入ることが寂しい」と回答した人にその理由を尋ねたところ、「音が好きだから」(60.8%)、「楽しみがなくなるから」(17.6%)といった意見が寄せられた。

《纐纈敏也@DAYS》

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