【ダイハツ ハイゼットカーゴ 新型】17年ぶりのフルモデルチェンジ…効率 極めた 活力カーゴ

ダイハツ ハイゼットカーゴ
ダイハツ ハイゼットカーゴ全 81 枚

ダイハツは、軽商用車『ハイゼットカーゴ』を17年ぶりにフルモデルチェンジ。12月20日より販売を開始した。

11代目となる新型ハイゼットカーゴの車両コンセプトは「効率 極めた 活力カーゴ」。Eコマース需要増加、建設業の多能工化等を受け、多くの荷物を一度に運ぶことができる積載性や荷物の出し入れのしやすさといった利便性を向上させ、効率性を徹底的に追求した。

車体側面やバックドアの傾きを限界まで立たせ、車体をスクエア化したことで、クラス最大の積載スペース(荷室長1915mm×荷室幅1410mm(4名乗車時)×荷室高1250mm)を実現するとともに、フロントピラーを立たせたことで前席の頭上スペースを拡大し、広々とした室内空間を確保。後席シートベルトのバックルをシートと一体化し、シート固定金具も床面に埋め込んだ構造にすることで、凹凸を無くし、荷物が傷つきにくく出し入れのしやすいフラットな空間を実現した。また、様々な荷物の取り付けや固定に便利な荷室ナット(ユースフルナット)を従来から最大約2倍に増加。リヤシート構造の見直しによりフラットな荷室とシートの格納性を両立させた。
キーフリーシステム&プッシュボタンスタートおよびパワースライドドア(両側・ワンタッチオープン機能・ウェルカムオープン機能・タッチ&ゴーロック機能付)、スライドドアイージークローザー(両側)を軽キャブオーバーバンで初採用。快適性を高めている。

エクステリアは商用車らしいシンプルで力強いデザインへ進化した。フロントバンパーを上下2分割構造とし、ロアバンパーのみでの交換が可能となり、修理時の経済性に寄与。リヤのコーポレートマークと車名マークの位置を右側に変更したことで、広告スペースを従来よりも広く確保した。インテリアは視認性が高い大型メーターや使い勝手の良さを追求したインパネ、耐久性を向上したシート表皮を採用。新設のアッパートレイや拡大した室内の頭上スペースを活用したオーバーヘッドシェルフ等、運転席から手が届く範囲を中心に豊富な収納スペースを確保したことで、荷物の取り出しやすさや働きやすさを実現した。

カラーバリエーションはアイスグリーン、シャイニングホワイトパール、トニコオレンジメタリックの新色3色を含む全7色を設定する。価格は104万5000円から160万6000円。

また、『ハイゼットデッキバン』は最大4人の乗員定員を確保しながら、工事現場等で汚れた道具や濡れた荷物や、高さのあるかさ張る荷物をそのまま荷台に積載可能。ダイハツ独自の商品として建設業や農業、小売業などの様々な業種のニーズに柔軟に対応する。価格は132万円から170万5000円。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. これが最後のガソリンエンジンか!? BMW『X5 M』が歴代最強の700馬力オーバーに
  2. スイスポ最終モデルの完全進化形! BLITZが手掛けた“走りと快適”の完熟セットアップPR
  3. 「効き」の違いが分かる!プロが教えるLSDベストセッティング入門~カスタムHOW TO~
  4. 月額500円、新型ドライブレコーダー付き自動車保険 東京海上日動が2026年1月に発売
  5. BMWの電動スクーター『CE 04』、3つの新デザインバリエーション発表
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  4. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
  5. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
ランキングをもっと見る