ダイハツ、アトレープレミアムや歴代ハイゼットを出展予定…東京オートサロン2022

ダイハツ・アトレーデッキバン・キャンパーバージョン
ダイハツ・アトレーデッキバン・キャンパーバージョン全 5 枚

ダイハツ工業は12月23日、東京オートサロン2022の出展概要を明らかにした。それによると全面改良したばかりの『ハイゼット』シリーズおよび11月に追加投入した『ロッキー e-スマートハイブリッド』をベースにした5台のカスタマイズカーなどを出展する。

東京オートサロン2022の企画責任者を務める久保真吾氏は「2021年のオンラインのオートサロンを経て、22年はリアルとオンラインで出展する。19年の東京モーターショー以降、一貫した我々のダイハツビレッジという世界観の下での『小さなクルマへのこだわり、新たな時代に向けた第一歩』をカスタマイズと遊び心で表現するという思いを、『小さな挑戦、これからも。』というワードに込めた」と話す。

リアル出展するカスタマイズカーは『アトレー プレミアムバージョン』、『アトレーデッキバン キャンパーバージョン』、『ロッキー プレミアムバージョン』、『ロッキー クロスフィールドバージョン』、『コペン組み立て体験トラック』の5モデル。

このうちアトレー プレミアムバージョンについて久保氏は「ダイハツがこれまで『ムーヴ』や『タント』、そして過去のアトレーでもやってきたカスタムという世界観をイメージした」と解説。またロッキー プレミアムバージョンは「純正用品を活用しながら都会派のクールなSUVに仕立て上げた」という。

このほかアトレーデッキバン キャンパーバージョンは「ダイハツのオンリーワン商品でもあるデッキバンをキャンパー仕様に仕立て上げ」、ロッキー クロスフィールドバージョンでは「アウトドアを大人の雰囲気で演出する、そんな一台にしてみた」とのことだ。

さらに『ハイゼットトラック』の荷台にダイハツ独自の物販向け架装である『Nibakoニバコ』を載せたコペン組み立て体験トラックに関して久保氏は「2年前のオートサロンで我々、エンジン組み立て体験をコンテンツ出展したが、大変好評頂き、時には1時間待ちというようなうれしい悲鳴を上げる結果となり、今回はこうした体験企画を出前でやろうということでハイゼットラックを使ってやってみようというアイディアから生まれた1台」と述べた。

ダイハツブースではカスタマイズカーのほか、そのベースとなった市販車や、1960年発売の初代から10世代までのハイゼットシリーズの旧車も一堂に展示。「今回はカスタマイズカーだけではなく、是非カスタマイズのベース車としてのハイゼットのポテンシャルをご覧頂きたいという思いで、いわゆるスッピンの出展車両を3台用意。加えてハイゼット61年の感謝ということで、10世代を勢揃いさせることにした。みなさまご自身の懐かしい思い出を、この歴代のハイゼットを見ながら思い起こして頂きたい」と久保氏は話す。

◆オンラインコンテンツは先行公開開始

一方、オンラインコンテンツは12月23日から特設サイトで先行公開が始まっている。久保氏によると「リアルに来れない方、リアルとは違ったコンテンツを楽しみたいという方、また普段はオートサロンとなかなか接点のない方といったみなさんにも楽しんでもらいたいということで、オンラインでリアルにこだわるをテーマにコンテンツを準備した」という。

具体的には「様々なジャンルの人気ユーチューバーとコラボして、単なるカスタマイズカーの車両紹介だけでなく、実際に使って遊んでもらうところを6名のユーチューバーと動画を制作」したほか、「ハイゼットの現場探訪ということでダイハツの社員が日頃、商品企画でやっているお客様のもとへお邪魔し、どのようにクルマを使ってお仕事や生活のお役に立っているのかという生のお声を頂戴しに行く。またカスタマイズパーツを制作しているショップとのクルマ談義なども予定している」としている。

《小松哲也》

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