【日本カーオブザイヤー2021-2022】トヨタとホンダに特別賞、3大世界選手権を制覇

トヨタWEC
トヨタWEC全 7 枚

日本カー・オブ・ザ・イヤー実行委員会は12月23日、トヨタGAZOOレーシングおよびホンダに「2021-2022 日本カー・オブ・ザ・イヤー特別賞」を授与すると発表した。

2021年シーズン、トヨタGAZOOレーシングは「WRC(世界ラリー選手権)」と「WEC(世界耐久選手権)」を、ホンダは「F1(フォーミュラ1 世界選手権)」を制覇した。同じ年に日本メーカーがFIA(国際自動車連盟)の主催する3大世界選手権すべてのタイトルを獲得するという快挙を達成。実行委員会は特別賞を授賞するにふさわしいと判断した。

トヨタGAZOOレーシングは2021年シーズン、WRCにてドライバー、コ・ドライバー、コンストラクターズのトリプルチャンピオンを獲得。WECでもシリーズチャンピオンを獲得するとともに、ル・マン24時間耐久レースを制覇するなど、チームとして大活躍を収めた。加えて、WRCでは勝田貴元選手が日本人ドライバーとして27年ぶりに表彰台を獲得したほか、WECでは中嶋一貴選手に続き、小林可夢偉選手が2年連続のシリーズチャンピオン獲得、新たなル・マンウィナーに輝くなど、日本人ドライバーの活躍でも顕著な功績を残した。

F1参戦ラストイヤーとなった2021年シーズンのホンダは、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペン選手が、最終戦アブダビGPで自身初のドライバーズチャンピオンを獲得。ホンダエンジン搭載マシンを駆るドライバーとしては1991年のアイルトン・セナ選手以来、30年ぶりのタイトル獲得となった。コンストラクターズチャンピオン獲得とはならなかったが、22戦中11勝(フェルスタッペン選手10勝、セルジオ・ペレス選手1勝)と参戦チームで最多の勝利数を記録した。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 約10万円で200km以上走るEVバイク登場に「現実的な選択肢」、ベトナムから日本上陸に期待の声
  2. 【フィアット 600ハイブリッド 新型試乗】意外にもBEV版よりスムースで快適! 価格にも「親近感」…島崎七生人
  3. 航続262kmの新型電動バイクが約10万円から、ビンファストが2モデル発表
  4. スバル『フォレスター』に早くも「理想の姿」と話題の特別仕様、「最初から出してよ!」の声も
  5. 今どき? ダウンサスが注目される理由とは…夏のカスタムHOW TOまとめ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
  5. 栃木ホンダ販売、テラチャージの急速充電器設置…EV充電環境を強化
ランキングをもっと見る