寒波襲来で国交省が緊急発表---立ち往生防止に向けて

関越自動車道の立ち往生(2020年12月)
関越自動車道の立ち往生(2020年12月)全 4 枚

国土交通省は12月24日、12月25日以降に大雪が予想されていることから立ち往生の発生を防止するために緊急発表した。

日本の上空に強い寒気が流れ込み、日本付近は12月25日から28日頃にかけて強い冬型の気圧配置となる見込み。このため、北日本から西日本の日本海側を中心に荒れた天気や大雪となるおそれがある。太平洋側でも山地を中心に大雪となり、平地でも積雪となるところがある見通し。

過去にも大雪による車両の立ち往生が発生していることから、国土交通省は十分に警戒するよう呼び掛けており、大雪の場合、不要不急の外出を控えるよう求めている。

ドライバーには、冬タイヤの装着、チェーンの携行と早めの装着の徹底を要請。また、降雪状況で広範囲での通行止めや、結果として高速道路と並行する国道が同時に通行止めとなる場合があるとしている。広域迂回の実施や、通行ルートの見直しなどの協力を求めている。

国土交通省では、冬タイヤの未装着などで立ち往生した事業用自動車に対し、悪質な事例について監査したうえで、安全管理義務違反として事業者を行政処分する。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  2. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  3. 日産の新型セダン『N7』、発売50日で受注2万台を突破
  4. BMW、カーボン素材を天然繊維複合素材に置き換え、量産車に採用へ
  5. トヨタの顧客は1億5000万台…バリューチェーンで財務基盤強化
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
  5. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
ランキングをもっと見る