GM、内燃エンジン車の電動化を支援…EV技術を外部に販売へ

1972年製のシボレー『エルカミーノSS』にGMの電動化パッケージをインストールしEV化
1972年製のシボレー『エルカミーノSS』にGMの電動化パッケージをインストールしEV化全 1 枚

GMは12月22日、自社のEVテクノロジーを外部に販売すると発表した。まずは、内燃エンジン搭載車をEVに変換するプロジェクトを支援する。

GMが外部に販売する最初のEVコンポーネントセットが、シボレーブランドの「Chevy Performance and Aftermarket」から発売される「Electric Connect and Cruise eCrate 」パッケージだ。このパッケージによって、EVテクノロジーをアフターマーケットに拡張する。ユーザーがこのパッケージを利用することにより、内燃エンジン搭載車をEVに変換することができるという。

GMはこれまで、複数の内燃エンジン搭載車をEVへ、実験的に改造してきた。シボレー『E-10ピックアップ』、『K-5 ブレイザーE』、『eCOPOカマロ』などがその一例だ。GMは現在、ミシガン州ブライトンのLingenfelter Performance Engineeringと協力。1972年製のシボレー『エルカミーノSS』にこのパッケージをインストールし、EV化するプログラムを進めている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  2. メルセデスベンツの主力SUV『GLC』、新型を9月に世界初公開へ
  3. カワサキ『Ninja ZX-25RR』を日本初導入、価格は105万2700円 スタンダード版「25R」は廃止
  4. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  5. その名の通り1000馬力! 新型スーパーカー『ブラバス1000』発表、AMG GTのPHEVをさらに強化
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る