フェラーリの名車『F40』、478馬力ツインターボ搭載…ロズベルグがテスト[動画]

フェラーリ F40
フェラーリ F40全 5 枚

元F1世界チャンピオンのニコ・ロズベルグ氏は12月24日、フェラーリの名車『F40』(Ferrari F40)に試乗した際の映像を公開した。

F40はフェラーリの名車として、歴史に名を刻むモデルだ。フェラーリF40は1987年、フェラーリの創業40周年記念車として誕生した。当時のグループB向けレーシングカー、『288GTO』をベースに、カーボンやアルミなどの軽量素材を積極的に投入して完成したロードゴーイングスーパーカーがF40だった。

ミッドシップに積まれるのは、2936ccの排気量を備えたV型8気筒ガソリンエンジンを、2個のターボチャージャーで過給したユニットだ。最大出力478ps/7000rpm、最大トルク58.8kgm/4000rpmを引き出し、最高速は324km/hを誇った。市販車で最高速が320km/hを超えたのは、このF40が最初といわれる。

F40は、日本市場にも導入された。1987年当時は、日本はバブル経済の真っ只中。不動産だけでなく、スーパーカーも投機対象となり、新車価格が4650万円のF40が、5倍以上の2億5000万円もの高値で取引された逸話も残る。

ニコ・ロズベルグ氏は、このフェラーリF40に、モナコの市街地とワインディングで試乗している。

《森脇稔》

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