「オールロード」か「シティカーバー」か? アウディ A3 初のハイライディングモデルを激写

アウディ A3 初のハイライディングモデル (スクープ写真)
アウディ A3 初のハイライディングモデル (スクープ写真)全 14 枚

アウディは現在、『A3』に設定するハイライディングモデルを開発しているが、その最新プロトタイプをスクープサイト「Spyder7」のカメラが捉えた。

A3は1996年に登場して以来、「セダン」や高性能「S」、「RS」などを設定してきたが、ハイライディングモデルは初となる。VWが開発したMQBプラットフォームを採用し、A3とコンパクトSUV『Q3』の間に位置するモデルとなりそうだ。

厳冬のスカンジナビアでキャッチした車両は、標準モデルではオプション扱いのルーフレールを装着。ボディ下部をカモフラージュしているが、車高がリフトアップされ、フェンダーがわずかに広くなっている様子がうかがえるほか、より頑丈なサイドスカートを持っているようにも見える。おそらく市販型では、オフロードテイストあふれる特別なバンパーと、プラスチック製フェンダーフレアを装備する可能性がありそうだ。

アウディ A3 初のハイライディングモデル (スクープ写真)アウディ A3 初のハイライディングモデル (スクープ写真)

同社では2019年、コンパクトモデル『A1』にクロスオーバー仕様の「Citycarver(シティカーバー)」を設定している。高めたサスペンションとより頑丈なエクステリアを持つハイライディングモデルで、車高は35mmリフトアップ、大型タイヤ、いくつかのクラッディングが与えられた。同様の仕様がA3にも期待できるだろう。

アウディのクロスオーバーといえば『A4』や『A6』に設定されている「オールロードクワトロ」が思い浮かぶ。ただこれらはその名の通りクワトロ=AWDが基本だ。A3のハイライディングモデルでもFWDが基本となると思われるが、AWDとして登場するなら「A3オールロードクワトロ」、FWDならA1シティカーバーに倣って「A3シティカーバー」となるだろう。

A3ハイライディングモデルのワールドプレミアは、2022年後半と予想される。

《APOLLO NEWS SERVICE》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  2. 日産 リーフ 新型を発表、第3世代は航続600km超のクロスオーバーEV
  3. 日産 リーフ 新型の価格を予想する!…ベースは400万円台前半か
  4. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  5. サブコンが再評価される理由と純正ECU時代の新常識~カスタムHOW TO~
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
ランキングをもっと見る