日産の米国販売は4年ぶりに回復、キックス が40%増 2021年

日産 キックス の2021年モデル(北米仕様)
日産 キックス の2021年モデル(北米仕様)全 8 枚

日産自動車(Nissan)の米国部門の北米日産は1月5日、2021年の米国新車販売の結果を発表した。総販売台数は97万7639台。前年比は8.7%増と、4年ぶりに前年実績を上回った。

写真:日産自動車の米国主要車種

総販売台数97万7639台のうち、日産ブランドは91万9086台だった。前年比は12.1%増と、4年ぶりのプラスだ。

日産ブランドの乗用車系では、主力ミドルセダンの『アルティマ』が10万3777台を販売した。前年比は24.8%減と、2年連続の前年割れ。『セントラ』は12万7861台を販売し、前年比は35.1%増と4年ぶりのプラスとなった。『ヴァーサ』は6万0913台を販売し、前年比は26.2%増と回復した。最上級セダンの『マキシマ』は、9.3%減の1万6386台と、引き続き落ち込む。

ライトトラック(SUV/ピックアップトラック/ミニバン)系では、小型SUVの『ローグ』(日本名:『エクストレイル』に相当)が、28万5602台を販売した。6年連続で日産ブランド最量販車となり、前年比は25.3%増と3年ぶりのプラス。大型ピックアップトラックの『タイタン』は、3.7%増の2万7406台と回復する。『ムラーノ』は、20.8%減の4万6117台と、3年連続で減少した。一方、コンパクトSUVの『キックス』は、8万2960台を販売。前年比は40.9%増と、前年超えを維持した。

日産ブランドの2021年の米国新車販売のうち、乗用車は32万3439台で、前年比は4.1%増とプラスに転じた。SUVなどのライトトラックは59万5647台。前年比は17%増と、3年ぶりに前年実績を上回っている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 一人乗りマイクロEV「EQV-TREK」発売、355kgの軽量ボディで航続110km…107万8000円から
  2. V4エンジン搭載の新型ヤマハ『YZR-M1』登場に、SNSでは「ビリビリくるぜ!」「男の子はこういうの好きだよねー」など反響
  3. 三菱『エクリプス クロス』新型、航続600kmのEVに…ルノーからOEM供給へ
  4. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  5. トヨタ『ライズ』がカラフルに変身!? フルーツがテーマ『ハバナ フルーティーポップ』、キャルズモーターが発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る