目指したのは「ストリートベストスポーツチューン」! オートエクゼがロードスターとCX-5の新たな形を提案…東京オートサロン2022

オートエクゼ(東京オートサロン2022)
オートエクゼ(東京オートサロン2022)全 21 枚

2022年1月14日、千葉県にある幕張メッセでは、2年ぶりとなるカスタムカーの祭典、東京オートサロン2022が開幕。会場には日本中から、数多くのカスタムカーが集結した。

そんな中「マツダ車個性化プロジェクト」を掲げ、マツダ車をメインにトータルチューニングを手掛けるオートエクゼは、『CX-5』と『NDロードスター』をベースとした2台のコンプリートカーを展示。マツダ車を熟知しているからこそできる、完成度の高い「感性チューニング」を披露した。

まず、ロードスターをベースとした「ND-06S」は、「ストリートベストスポーツチューン」を目指すオートエクゼのコンプリートカーの中では、尖がったモデル。ワインディングやサーキットなどでの、スポーツ走行を主軸にチューニングした1台だという。「高限界ピュアスポーツ」を目指し、俊敏性や遊びの少なさといったソリッド感ある走りを求めるユーザー向けに開発された。

広報宣伝部部長相馬氏は、「具体的には、走りの要となるサスペンションやクラブスポーツブレーキキットなどを中心に、ボディの補強や吸排気系のチューニング、スポーツステアリングやフルバケットシートなど、ノーマルでは物足りない人がスポーツ走行などでしっかりと走れるような仕様に仕上げました」と説明している。

そんなND-06Sのコンセプトは、「ワインディング、時々サーキット」。サーキットでの走りがメインというよりは、あくまでもワインディングなどで攻めた走りを楽しんで貰うための提案だ。

そしてCX-5ベースの「KF-06B」は、今回東京オートサロン2022で初公開された最新カスタム。同社のメインコンセプトである、「ストリートベストのスポーツチューン」が追求されたモデルだという。ストリートでの快適性を備えながら、SUVでもスポーツカーのように走りを楽しめる1台に仕上げたと説明された。

両モデルとも重視されたのはスペックの追求ではなく、感性でのフィーリング。元々スポーツ思考であるマツダ車の走りをより快適に、運転を楽しみたいドライバーが気持ちよく感じられるセッティングに仕上げられている。

そして、その運転する気持ちよさを感じられるクルマにするために同社は、パーツの部分的な変更ではなくクルマのトータルパッケージとして、完成度が高まるようなコンプリートチューンを行っていると強調した。

なお、両コンプリートカーに搭載されたパーツの1部はディーラーオプションとして設定されており、新車購入時に装着することも可能。

また、KF-06Bにおいては、現在実車を見ることができるのは、同会場のみとなっているため、CX-5の購入を考えている人は、是非オートエクゼブースに立ち寄ってみてはいかがだろうか。

《先川知香》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
  2. トヨタの大型ピックアップトラックの逆輸入に期待? 新型発表に日本のファンも熱視線
  3. 次期BMW『X5』の車内を激写! メーターパネル廃止、全く新しいパノラミックiDriveディスプレイを搭載
  4. ホンダ『CB1000F SE コンセプト』を世界初披露! カウルが付いてネオレトロ感アップ、MSショーからの変更点もチェック!
  5. 自動車購入の落とし穴! 公取協・公取委の警告から学ぶ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
ランキングをもっと見る