【ダカールラリー2022】アルアティア&トヨタ、3年ぶりの四輪総合優勝を飾る…サウジ開催制覇は初

アルアティアとトヨタが3年ぶりにダカールラリーを制覇した。
アルアティアとトヨタが3年ぶりにダカールラリーを制覇した。全 8 枚

サウジアラビアで開催されていたダカールラリーの2022年大会が現地14日に競技終了を迎え、トヨタのナッサー・アルアティアが四輪総合優勝を飾った。自身もトヨタも3年ぶりで、サウジ開催のダカールラリー制覇も両者ともに初めて。

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今回が3回目のサウジアラビア開催となったダカールラリー。四輪の総合優勝争いは、トヨタ(TOYOTA GAZOO Racing=TGR)の「GRダカールハイラックスT1+」をドライブするナッサー・アルアティアが序盤から支配的な流れを構築し、盤石と評していい展開で快勝をおさめた。アルアティアもトヨタも2019年大会以来3年ぶりの四輪総合優勝で、サウジアラビア開催のダカール制覇は初めて(アルアティアは4回目のダカール四輪総合優勝、トヨタは2回目)。

ナッサー・アルアティアのコメント
「ダカールラリーでの勝利は最高の気分だよ! 我々は序盤からラリーをリードし、大会を通してペースをコントロールしてきたわけだけれど、それを成し遂げての勝利は格別だね。TGRとサポートしてくれたスポンサーの方々に感謝したい。また、この素晴らしいGRダカールハイラックスT1+を生み出してくれたチーム代表兼テクニカルマネージャーのグリン・ホールにも感謝している。最高のダカールだった。本当に嬉しい」

四輪総合2位はBRX HUNTERを駆ったセバスチャン・ローブ(BAHRAIN RAID XTREME=BRX)。世界ラリー選手権(WRC)を9連覇した経歴を有するローブながら、ダカール初制覇はなかなか達成できない。そろそろ悲願になりつつあると思うところだが、次回以降の挑戦に期待したい(なお、ローブは次週、WRCの2022年開幕戦モンテカルロに出場予定)。

電動ドライブトレインの「RS Q e-tron」でファクトリー参戦を開始したアウディ(TEAM AUDI SPORT)は、序盤の出遅れが響き四輪総合の最上位はマティアス・エクストロームの9位。ただ、参戦した3台(ドライバーはエクストローム、カルロス・サインツ、ステファン・ペテランセル)がいずれもステージウインを果たすなど、今後に向けては明るい材料も多い“初ダカール”であったようだ。

四輪のトヨタ車体(TEAM LAND CRUISER / TOYOTA AUTO BODY)が市販車部門1-2でゴールし、同部門9連覇(優勝ドライバーは三浦昂で個人2連覇)。ランドクルーザー200でのダカール参戦は今回が最後ということで、10連覇挑戦はランドクルーザー300に委ねられる予定になっている。トラックの日野(HINO TEAM SUGAWARA)、菅原照仁組はハイブリッドレーシングトラックでの初ダカールをトラック総合22位で完走。終盤はトラブルの連続で苦しんだが、日野としての大会連続完走を31回に伸ばした。

二輪では最後まで接戦混戦だった総合優勝争いのなか、ホンダ(Monster Energy Honda Team)の3連覇はならず、2位が最高。ヤマハ勢も優勝ならず、最高は4位。二輪総合優勝はサム・サンダーランド(GASGAS FACTORY RACING / KTM 450 RALLY FACTORY REPLICA)で、自身5年ぶりの栄冠となっている。

*上記の結果等は日本時間1月15日午後6時の段階での情報等に基づく。

《遠藤俊幸》

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