アウディ「RS」世界販売、34%増と伸びて過去最高に 2021年

アウディの高性能モデル「RS」の主要ラインナップ
アウディの高性能モデル「RS」の主要ラインナップ全 8 枚

アウディ(Audi)の高性能車部門のアウディスポーツは1月11日、2021年の世界新車販売の結果を発表した。総販売台数は、過去最高の3万9356台。前年比は34.2%増と2桁増を達成している。

写真:アウディ「RS」の主要モデル

アウディスポーツが開発している高性能モデルシリーズが、「RS」だ。現在12車種を、欧州でラインナップしている。『RS3スポーツバック』、『RS3セダン』、『RS4アバント』、『RS5クーペ』、『RS5スポーツバック』、『RS6アバント』、『RS7スポーツバック』、『TT RSクーペ』、『TT RSロードスター』、『RS Q3』、『RS Q3スポーツバック』、『RS Q8』が用意されている。また、スポーツカーの『R8』もアウディスポーツが手がけている。

また、RS6アバント、RS7スポーツバック、RS Q8 には、48Vの主電源システムによるマイルドハイブリッドシステムが採用されている。さらに、V型8気筒ガソリン「TFSI」エンジンには、低負荷走行時に特定のシリンダーの作動を休止する「シリンダーオンデマンド(COD)」システムが導入されている。

小型ハッチバックとセダン、ワゴン、クーペ、オープンカー、SUVなど、顧客のニーズに合わせた幅広いモデルがそろう。しかし、アウディは「RSイニシアチブ」をさらに進行させ、RSのモデル攻勢を本格化する。アウディスポーツはすでに、近い将来に向けてさらに多くのアイデアを提案。そのひとつが、RS初となるEVとして、2021年に発表された『RS e-tron GT』だ。

アウディスポーツの2021年の世界新車販売台数は、過去最高の3万9356台で、前年比は34.2%だった。中国が前年比113.4%増。米国は前年比60.5%増の7796台と伸びて、過去最高の販売実績を達成している。

《森脇稔》

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