この春、交通系ICカードに動き…モバイルSuicaに新機能、秩父鉄道がPASMOを導入

2019年12月、秩父鉄道熊谷駅の改札口。自動改札化が進んだ関東圏ではすっかり珍しくなった有人改札だが、PASMOの導入によりこのような光景を見ることができなくなるだろう。
2019年12月、秩父鉄道熊谷駅の改札口。自動改札化が進んだ関東圏ではすっかり珍しくなった有人改札だが、PASMOの導入によりこのような光景を見ることができなくなるだろう。全 6 枚

JR東日本は1月27日、モバイルSuicaに新機能を追加すると発表した。また埼玉県の秩父鉄道では、同日にPASMOの導入を発表している。

モバイルSuicaでは、3月12日利用開始分から「のんびりホリデーSuicaパス」「都区内パス」「東京フリーきっぷ」「ヨコハマ・みなとみらいパス」といった企画乗車券が購入可能となるほか、大学・専門学校用の通学定期券では、2月13日利用開始分から購入時に必要な通学証明書の送付をアップロードにも対応する。

なお、これらの取扱い変更にともない、2月13日0~7時にアプリヘのログインを要するすべての機能が休止される(再開後はアプリのバージョンアップが必要)。

一方、秩父鉄道のPASMOは3月12日から導入され、全国相互利用の交通系ICカードが利用可能となる。これに伴ない、羽生・熊谷・武川・ふかや花園・寄居・長瀞・秩父・御花畑・影森・三峰口の各駅を除いて窓口営業が終了する。

モバイルSuicaアプリでも「都区内パス」などの企画乗車券を購入できるようになる。ただしモバイルSuica定期券を利用している場合は購入できない。発売は大人用のみ。モバイルSuicaアプリでも「都区内パス」などの企画乗車券を購入できるようになる。ただしモバイルSuica定期券を利用している場合は購入できない。発売は大人用のみ。

《佐藤正樹》

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