パイオニア、クラウド型運行管理サービス「ビークルアシスト」をアップデート…アルコールチェック義務化などに対応

酒気帯び有無の確認結果の入力画面
酒気帯び有無の確認結果の入力画面全 2 枚

パイオニアは1月31日、白ナンバー車両使用事業者のアルコールチェック義務化に対応し、クラウド型運行管理サービス「ビークルアシスト」をアップデートすると発表した。

ビークルアシストは、「事故削減」や「緊急事態時の対応」、「長時間労働の是正・労働生産性の向上」など、企業が抱える課題の解決をサポートするクラウド型の運行管理サービス。ドライブレコーダーやカーナビゲーションなどの業務用車載端末を通信回線でサーバーと接続し、車両の動態管理、メッセージによる業務指示や運行コースの送信・進捗管理のほか、危険運転の把握や自動日報作成など高度な運行管理・支援を行う。

道路交通法施行規則の改正により、白ナンバー車両を使用する事業者は、2022年4月より「酒気帯び有無の確認及び記録保存(1年間)」が、10月より「アルコール検知器による酒気帯び確認」が義務化となる。パイオニアではこれを受け、ビークルアシストに「酒気帯び有無の確認結果の記録/保存」機能を追加(2022年3月末に無償でオンラインアップデート予定)する。

本機能の搭載により、管理者はドライバーから報告を受けた酒気帯び有無の確認結果を手動で入力可能。クラウド上に保存されるので、保存期間13か月のうちは、ビークルアシストのサービス上でいつでも確認できる。また、ビークルアシストの日報画面で、各ドライバーの記録を確認・編集可能。酒気帯び有無の確認結果と走行内容をまとめて管理できるほか、アルコール検知器の数値画像を証拠として登録することもできる。

《纐纈敏也@DAYS》

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