『Gクラス』初の大幅改良でどう進化する? デザインの変更、MBUXの搭載は

メルセデスベンツ G クラス 改良新型プロトタイプ(スクープ写真)
メルセデスベンツ G クラス 改良新型プロトタイプ(スクープ写真)全 13 枚

メルセデスベンツの人気オフローダー『Gクラス』が現行世代初の大幅改良を迎える。改良新型の最新プロトタイプを、スクープサイト「Spyder7」のカメラが鮮明に捉えた。

【画像全13枚】

初代Gクラスは1979年に発売。過去40年間ほぼ変わらぬエクステリアデザインをキープしながら進化し続けている。2018年には実に28年ぶりのフルモデルチェンジを敢行しており、これが現行「W463」型として初の大幅改良となる。

前回は夜間の撮影だったが、今回は白昼のためより鮮明にその姿を見ることができた。同時にいくつかの違いも浮き彫りになった。グリルの水平スラットから判断すると「AMG G63」ではなく、下位の「G550」である可能性が高い。またコーナーエアインテークのサイズが異なっているほか、ボンネットフードは中央の隆起部分が排除されているように見える。

側面ではフェンダーフレアの角度が鋭角になっており、サイドマウントエキゾーストパイプがないことも「AMG G63」でないことを証明している。後部ではLEDテールライトとバンパーが新設計されると予想される。

キャビン内では、ついに最新のMBUXインフォテインメントシステムを手に入れる。意外だが、GクラスはMBUXを持たないブランド唯一のモデルなのだ。また『Sクラス』、『Cクラス』、そして『SL』同様に巨大なタッチスクリーンを配置し、センターコンソールも完全に新設計されると噂されている。

ラインアップは、3.0リットル直列6気筒ディーゼルターボエンジンの「G350d」、4.0リツトルV型8気筒ガソリンターボエンジンのG550、同エンジンを最高出力585psまで高めたAMG G63となる。

メルセデスベンツでは、Gクラスファミリーの拡大を計画しており、「4x4スクエアード」の後継モデル、フルエレクトリックバージョンの『EQG』などの発売も期待される。EQGでは、107.8kWのバッテリーを積み、デュアルモーターパワートレイン、全輪駆動を提供する。

《APOLLO NEWS SERVICE》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「思ったよりだいぶ安い」トヨタ『GRヤリス』に新登場、エアロパフォーマンスパッケージに絶賛の声
  2. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  3. 「動画を観る」もっとも良い方法とは? トヨタ車純正ディスプレイオーディオ搭載車の場合は?[車内エンタメ最新事情]
  4. メルセデスベンツ『Cクラス』次期型を予告、光る大型グリル採用…初のEVも設定へ
  5. ホンダ初のフルサイズ電動バイク『WN7』発表、航続130km…2026年欧州発売へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る