道路のバリアフリー化を推進、ガイドライン案を策定へ 国交省

(イメージ)
(イメージ)全 1 枚

国土交通省は2月1日、「道路の移動等円滑化に関するガイドライン」案を策定したと発表した。

ガイドラインは、道路管理者が道路施設等を新設、改築・管理する際、バリアフリー法や道路移動等円滑化基準に加えて、高齢者、障害者をはじめとする全ての人が利用しやすいユニバーサルデザインによる道路空間のあり方を具体的に示した目安。

ガイドラインにはバリアフリー法や道路移動等円滑化基準の改正をはじめ、ガイドラインの位置づけについて記載した。道路移動等円滑化の対象とする道路計画の考え方、バリアフリー化の水準をあげるために配慮するべき事項として、計画立案や整備など各段階における関係機関との連携、協力や「心のバリアフリー」の推進、当事者参加の考え方、バリアフリー整備の継続的な推進についても記載している。

また、整備にあたっての考え方を示した上で、義務となる道路移動等円滑化基準に基づく内容を「道路移動等円滑化基準に基づく内容」、これに準じて積極的に整備することが求められる「標準的な整備内容」、さらに高い水準を求める「望ましい整備内容」に分けて記載している。

ガイドライン本文の内容を補足する資料を「参考」、ガイドライン本文の内容を実施している具体的な事例を「事例」として記載し、関連する内容を参照できるようにする。加えて、ガイドライン本文には記載していないものの、配慮すべき観点を「コラム」として整理している。

国土交通省ではパブリックコメントを実施した上でガイドラインを正式に決める。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 2人乗りの特別なトヨタ『シエンタ』登場に「日本一周したい」「こういうの欲しかったんだよ」など反響
  2. そのホイール、何年使ってる? 知られざるアルミホイールの寿命と見極め術~カスタムHOW TO~
  3. 「昭和のオート三輪風に…」ソーラーパネル搭載3輪EV『スリールオータ』に注目!「なんか可愛い」とデザインを評価する声も
  4. ファン必見!『ミニGSX-R』は1000台注文あれば販売される!?「鈴鹿8耐」最注目の“スズキの隠し球”
  5. 内装はまるで「地中海のヨット」! VWが新型キャンピングカー『グランドカリフォルニア』発表へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る