パナソニックの歩行トレーニングロボット「ウォーク・トレーニング・ロボ」が、2021年日経優秀製品・サービス賞で最高位となる最優秀賞を受賞した。
日経優秀製品・サービス賞は、特に優れた新製品・新サービスを表彰するもので、今回で40回目を迎える。対象は2021年1-12月発売分の製品・サービス。日本経済新聞などに掲載された約2万点の中から、審査委員会の審査を経て選ばれた約40点が表彰される。
最優秀賞に選ばれたウォーク・トレーニング・ロボは、転倒や体力の低下等により歩くことに不安を感じ始めた高齢者に対し、AIが歩行分析。一人ひとりに最適な運動負荷でのトレーニングを提供する。このトレーニングを継続することで身体機能を維持し、いきいきとした日常生活の継続をサポート。介護施設や病院での利用を想定し、運動の自動記録や、ログインして歩くだけの簡単操作など、スタッフの手間がかからないよう工夫している。
また長くトレーニングを続けられるよう、歩きたくなる外観や、目標が見える画面など、歩く意欲にこだわったデザインを採用。「2018年度グッドデザイン賞 ベスト100」、「IAUD国際デザイン賞2018 金賞」にも選ばれている。