札幌駅が大雪禍で2日連続「ロックアウト」…2月8日も始発から全面運休 2月7日の鉄道運休情報

札幌駅の状況を伝える小樽駅の掲示。
札幌駅の状況を伝える小樽駅の掲示。全 4 枚

先週末、札幌周辺に降り続いた大雪を受けた除雪作業により、2月6日に続き2月7日も札幌駅(札幌市北区)を発着する列車が始発から終日運休となっている。

札幌市では24時間の降雪量が60cm、積雪量が1mを越え、札幌駅構内は21時以降に終日運休した1月14日と同様、屋根があるホーム部分を除いてレールがまったく見えない雪原状態となっている。

この影響により同駅を発着するすべての特急と、函館本線小樽~岩見沢間、千歳線白石(札幌)~新千歳空港・苫小牧間、札沼線(学園都市線)桑園(札幌)~北海道医療大学の快速、普通列車が始発から終日運休となっている。札幌圏以外では室蘭本線苫小牧~岩見沢間が9時以降終日運休に入っている。

岩見沢、小樽、苫小牧の各駅では折返し運行を行なっているが、小樽~長万部間の列車については札幌からの車両送込みができないため、小樽発18時41分、21時35分の列車が運休となる(13時時点の情報)。なお、小樽では札幌方面への高速バスも終日運休となっている。

2月8日も札幌駅では始発から全面運休になることがアナウンスされており、手稲~札幌~新千歳空港間の除雪を優先して進めるとしているが、再開の目途は立っていない。

一方、JR東日本でも大雪の影響が出ており、羽越本線あつみ温泉~羽後本荘間、津軽線蟹田~三厩(みんまや)間、上越線水上~宮内(長岡)間、飯山線越後川口~戸狩野沢温泉間、只見線小出~只見間で運行を合わせている。

このうち羽越本線はあつみ温泉~酒田間が18時頃、酒田~羽後本荘間が21時頃に再開する予定。それ以外は終日運休となる。

羽越本線での除雪作業。

《佐藤正樹》

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