急速充電を2年間無償…BMWのEV、『i4』と『iX』の米国導入で

米国の急速充電ネットワークの「エレクトリファイ・アメリカ」で充電を行うBMW i4
米国の急速充電ネットワークの「エレクトリファイ・アメリカ」で充電を行うBMW i4全 2 枚

BMWは2月4日、新世代EVの『i4』と『iX』の3月の米国発売に合わせて、米国のEVの顧客が急速充電ネットワークを2年間、無償で利用できるサービスを開始すると発表した。

無償充電が行えるのは、2016年にフォルクスワーゲングループが設立した急速充電ネットワークの「エレクトリファイ・アメリカ」。現在では米国最大のオープンDC急速充電ネットワークのひとつに成長しており、全米におよそ3500の急速充電ステーションを擁する。

各充電ステーションには、出力150~350kWまでの急速充電器を備えており、米国で最速の充電速度という。BMWのiXとi4のドライバーは、10分間で最大108マイル(約174km)の航続に必要なバッテリー容量を充電できる。

なお、無償で充電できるのは、30分間。エレクトリファイ・アメリカは2026年までに、米国とカナダに1800を超える急速充電ステーションと、1万以上の充電器を設置する計画だ。

BMWのEVのドライバーは、ナビゲーションシステムや「マイBMW」アプリなどを利用して、最寄りの充電ステーションを見つけ、空き状況を確認できる、としている。

《森脇稔》

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