フィアット、商用車の デュカト を日本導入…キャンピングカーベース、価格は469万円より

フィアット・デュカト
フィアット・デュカト全 9 枚

FCAジャパンは2月10日、「フィアットプロフェッショナル」ブランドの商用車『デュカト』をキャンピングカーのベース車両として日本に正式導入すると発表した。価格は469万円から、デリバリー開始は2022年下半期を予定している。

[写真:フィアット・デュカト(ジャパンキャンピングカーショー2022)]

2020年に誕生40周年を迎えたデュカトは、欧州小型商用車のベストセラーモデル。デザインを一新したエクステリア、最先端のインテリア、多彩な快適および安全装備を備える。デュカトの販売は主に正規ディーラーから架装業者などへのB-to-B(法人間取引)を想定。FCAジャパンは、既存のディーラーネットワークだけでなく、主に全国のキャンピングカービルダー各社など、広くビジネスパートナーとして提携し、正規販売店ネットワークを構築する予定だ。

◆標準、ロングホイールベース、ロングホイールベース&ハイルーフの3バリエーションを導入

日本市場には標準モデル「L2H2」とロングホイールベースモデル「L3H2」、ロングホイールベースのハイルーフ仕様となる「L3H3」の3バリエーションを導入する。

標準モデルのL2H2は全長5413mm×全幅2050mm×全高2524mm、ホイールベース3450mm、室内高は1932mm。ロングホイールベースのL3H2/L3H3は全長が5998mm、ホイールベースが4035mmとなり、ハイルーフ仕様のL3H3は全高が2764mm、室内高が2172mmとなる。3モデルともに、レジャー用レイアウト、商用利用のための効率的ウォークスルーレイアウトに対応する。最大積載重量はL2H2が1645kg、L3H2/L3H3が1540kg。広い開口部を備えたスライディングサイドドアと横開きのリヤドアにより、荷物の積み下ろしを容易にできる。

フィアット・デュカト(ジャパンキャンピングカーショー2022)フィアット・デュカト(ジャパンキャンピングカーショー2022)

◆運転席/助手席は180度回転可能、キャンピングカー仕様に最適

フロントフェイスでは、「FIAT」のエンブレムが配置された大型グリル、新しいスキッドプレートなどを装着。フルLEDヘッドライトは3セクションに分割されており、下部のヘッドライトはLEDライトガイドとして機能することで、デュカトならではのライトシグネチャーを表現している。その上部にあるウインカーもダイナミックターンインジケーターに一新されている。ボディカラーは標準ソリッドカラー1色に加え、2色の特注ソリッドカラー、3色のメタリックカラーから選択できる。

インテリアでは、ダッシュボードやステアリングホイール、シフトレバー、ドアパネルなどのデザインを刷新。電動パーキングブレーキを採用することで、すっきりとしたキャビンを実現している。また、キーレスエントリー&ゴー機能を採用し、キャビンおよび荷室ドアのロック/ロック解除やエンジン始動はキーなしで行うことができる。

運転席および助手席には、キャプテンシートを採用。一体型ヘッドレスト、幅が広くなったバックレスト、より優れたサポート、ダブルアームレストなどにより、快適性を高めている。また、ウォークスルー仕様では180度回転可能で車両後方へのアクセスも容易。完全に後方を向いた状態からは前後にスライドでき、キャンピングカーとしての使用時には、テーブルとの距離を調整できる。

フィアット・デュカト(ジャパンキャンピングカーショー2022)フィアット・デュカト(ジャパンキャンピングカーショー2022)

また、先進のインフォテインメントシステム「Uコネクト」を採用。カーナビゲーションをはじめ、各種情報の表示やエアコンなどの設定を10.1インチタッチスクリーンで行うことができる。さらにスマートフォンのワイヤレス充電可能な充電コンパートメント、2つのUSB-Aポート、USB-Cに加え、電源コンセントも設置している。

◆低騒音の第3世代ディーゼルエンジンを搭載

パワートレインは最高出力180hp/最大トルク450Nmを発生するマルチジェット3ディーゼルエンジンと9速ATの組み合わせ。第3世代へと進化したマルチジェット3ディーゼルエンジンは、第2世代のユニットと比較して最大7%のCO2排出量を削減し、最長30万kmの走行に耐えられる高耐久性を実現。騒音レベルを低減し、快適性を向上にも寄与している。また、自動調整式電動アシストシステムにより、車両のハンドリングが向上。低速での運転や駐車が容易になっている。

先進安全機能は乗用車セグメントに準じるパッシブ・アクティブセーフティ機能を搭載する。スピードリミッター、フォワードコリジョンウォーニングおよび歩行者検知付き衝突被害軽減ブレーキ、クルーズコントロール、レーンデパーチャーウォーニングなどを装備。これに加え、デジタルルームミラーも装備する。

《纐纈敏也@DAYS》

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 『マツダスピリットレーシング3』ついに市販化へ? デザインを大胆予想!
  2. ホンダ、レアアース不使用の永久磁石開発企業の米「Niron Magnetics」に出資
  3. 【シトロエン C5エアクロス 新型試乗】肩肘張らない良質なファミリーカー…島崎七生人
  4. 「なんじゃこりゃー」「アニメから飛び出てきたみたい」アストンマーティン初の公道向けバイク『AMB002』にSNS驚愕
  5. 累計15万枚突破「ゴリラマット」、初代『N-BOX』専用モデルを追加…TPE素材採用の3Dフロアマット
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 居眠り・脇見を監視、「DMS」を義務化…乗用車は2031年から、バス・トラックではすでに普及
  2. ホンダの交換式電池、建設現場で実証…高さ385mの「トーチタワー」
  3. 電動車は誰が最後まで面倒を見るのか…KPMGコンサルティング プリンシパル 轟木光 氏[インタビュー]
  4. 【全文PDFプレカン】日産自動車 長期ビジョン発表会
  5. ロボトラック、関東~中部260km走行を完遂…自動運転トラックが高速道路で実証
ランキングをもっと見る