VW パサート 次期型はワゴンのみ? ホイールベース延長&よりワイドに進化か

VW パサート 次期型プロトタイプ(スクープ写真)
VW パサート 次期型プロトタイプ(スクープ写真)全 13 枚

フォルクスワーゲン(VW)が1973年から販売する、欧州Dセグメント・セダン&ワゴン『パサート』の次世代モデルを、スクープサイト「Spyder7」のカメラが初めて捉えた。

現行型となる「B8」型は2015年に発売。8年振りのフルモデルチェンジにより、「B9」型に世代交代することになる。次期型は現行で採用されている「MQB」プラットフォームのアップデートバージョンとなり、EV移行前の最後のICE(内燃機関)搭載モデルとなる。

厳冬のフィンランド・ラップランドで捉えたプロトタイプは、初期段階のため現行型ヴァリアントのテストミュールを採用している。注目はフロントドアとリアドアの間のセクションだ。いかにも開発途中のラフな処理は、ホイールベースが延長されていることを示唆している。またホイールアーチがわずかに大きく見え、よりワイドなトラックを採用する可能性がある。ドアノブにも何らかの変化が見られそうだ。

ボンネットの下には何が隠されているかは不明だが、このプロトタイプの排気口は地面に向かい下を向いている。これは欧州では通常ディーゼル車が使用する排気レイアウトだが、これがTDIエンジンを示すものではない。

市販型では、マイルドハイブリッド技術を備えたTSI(ガソリン)ユニットと、TDI(ディーゼル)ユニットを提供、ハイエンドバージョンにはプラグインハイブリッドパワートレインの搭載が予想される。

またパサート次期型は、基盤を共有する第4世代のシュコダ『スペルブ』と合わせて、スロバキアのブラチスラバで生産予定となっている。次期型では、ワゴンのみの設定となるという噂もあり、4ドアセダンは現行世代で終わる可能性があるという。ただし、一部の地域でリフトバックやハッチバックバージョンが設定されるという情報も入っている。

パサート次期型のワールドプレミアは2023年と予想されている。

《APOLLO NEWS SERVICE》

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