小田急初の運転体験、小学4-6年生向け…学科試験にパスできたら 3月19-21日

小田急初の運転体験に使われる、箱根登山鉄道乗入れ仕様の赤い1000形。
小田急初の運転体験に使われる、箱根登山鉄道乗入れ仕様の赤い1000形。全 2 枚

小田急電鉄(小田急)は2月16日、海老名車両基地(神奈川県海老名市)で3月19~21日、「特別運転士 養成プログラム」を開催すると発表した。

これは小田急に用意されている「電車運転士養成プログラム」をコンパクトに疑似体験するもので、小田急としては初の運転体験企画。

当日は運転士や車掌の仕事を説明するレクチャーが行なわれ、車掌業務を体験。その後、特別運転士学科試験が行なわれ、パスすると運転体験へ進むことができる。体験では通勤用の1000形が使用され、添乗する現役運転士の下、車庫線内にある約40mの特別行路を1人につき約10分間、数回運転できる。

小学4~6年生とその保護者からなるグループが対象で、1グループ4人まで参加できる。なお、複数の子供が参加した場合、運転できるのはそのうちの1人のみとなる。

各日、7時45分~、8時30分~、9時30分~、11時15分~、12時15分~、13時15分~の6回に分けて3時間30分ずつ開催され、13時15分からの最終回が3グループ、それ以外が4グループずつ、計23グループの親子を募集する。

参加費用は親子1組2人で3万2000円(OPクレジット会員は2人で1000円引き)。3人以上の場合は1人につき3000円を追加する。申込みは2月21日15時から小田急トラベルのウェブサイトで受け付ける。

1000形の運転台。学科試験にパスできれば、制服制帽を着用し、マスターコントローラー(奥)やブレーキ弁(手前)を操作して運転士になりきることができる。小田急いわく、試験の難易度は「一所懸命に取り組んでいただければ、合格できる内容です」。1000形の運転台。学科試験にパスできれば、制服制帽を着用し、マスターコントローラー(奥)やブレーキ弁(手前)を操作して運転士になりきることができる。小田急いわく、試験の難易度は「一所懸命に取り組んでいただければ、合格できる内容です」。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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