キャンピングカーオーナー、6割以上が「個人間カーシェアには貸し出したくない」

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情報サイト「キャンピングカー比較ナビ」を運営するキャンピングカー株式会社は、「カーシェアに興味はありますか?」の調査結果を発表。個人間カーシェアには否定的なオーナーが多いことがわかった。

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キャンピングカー比較ナビでは、キャンピングカーの気になるところをオーナーなどに尋ねる「みんなのアンケート」を実施。購入検討者がリアルかつ有益な情報を知ることができるコーナーとして好評を博している。今回、2021年10月6日から2022年2月14日にキャンピングカーオーナーに対して実施した「カーシェアに興味はありますか?」の結果を発表した。

調査結果では、カーシェアに対してネガティブな回答が多くなった。内訳は、「他人に車を貸したくない」が63%、「興味がない」が3%。ポジティブな回答は、「興味があるが様子を見たい」が15%、「カーシェアについて詳しく知りたい」が12%、「興味がありやってみたい」は7%にとどまった。

アンケートでは「プライベートでの利用が多く、車内にはたくさんの荷物を詰め込んでおり、それをカーシェアのたびに降ろすというのは面倒」、「いろいろとオプション装備付けているから高かった。壊されないか心配だし、貸すたびに説明しなきゃいけないのが煩わしいからやらない」、「まだカーシェアの情報が少ないから様子を見たい」などの意見が寄せられた。

プライベートでキャンピングカーを使用しない日に貸し出しを行い、副収入を得られるのが個人間カーシェアの魅力。それでも、なかなかカーシェアが普及しないのは、そもそも所有者が「他人に車を貸したくない」という根本的な理由だった。また、キャンピングカーは普通車と違い、カーシェアのメリットである、24時間いつでも借りられる、短時間でも利用ができる、予約してすぐに利用ができるなどの恩恵は受けづらくなる。さらにキャンピングカーは高額なこと、説明を要する装備が多いことも個人シェアリングが普及しない理由になっているようだ。

《纐纈敏也@DAYS》

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