コンビニ3社が共同配送の実証実験---拠点間と遠隔店舗 北海道

(イメージ)
(イメージ)全 5 枚

経済産業省は、物流課題を解決するため、大手コンビニ3社が参画して地方における共同配送の実証実験を実施する(2月16日発表)。

北海道の函館エリアで2月21日から1週間程度、コンビニの配送センター間の物流の効率化と、遠隔地店舗(買い物困難地域)の共同配送の、2つの実証実験を実施する。

配送センター間の物流の効率化は、セブンイレブンとファミリーマート、セブンイレブンとローソンとの2つの組み合わせで、各社が実施している、札幌近郊の基幹センターから函館のサテライトセンターまでの“横持ち配送”を共同化する。実証に参加するコンビニチェーンの物流コスト削減に加え、トラック輸送の効率化による温室効果ガス排出量の削減にも貢献する。

また、遠隔地店舗(買い物困難地域)の共同配送は函館エリアの遠隔地でローソンとセブンイレブンとの組み合わせで店舗配送を共同化する。これによって地方部の店舗への配送効率の向上、買い物困難者対応などを想定する。函館から南西エリア7店舗で実施する。

実証実験の結果も踏まえコンビニエンスストア各社とサプライチェーンを構成するステークホルダー全体で、コンビニ業界における新しい物流の形を検討する。また、効果のある取り組みについては、社会実装を推進する。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「本当に世に出るとは」わずか1トンの車体に800馬力V12を搭載、「超アナログ」なスーパーカーにSNS沸く
  2. 『ジムニー/ジムニーシエラ』のコックピットをかっこよく進化! 簡単取付けのデジタルメーターが新発売
  3. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  4. 世界初、個人所有できるレベル4自動運転「ロボカー」誕生、2026年に納車開始
  5. 2031馬力をMTで操る!? 世界に1台のハイパーカー『ヴェノムF5』が爆誕
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る