JRとローカル私鉄でWin-Win…JR西日本が銚子電鉄に無人駅向け情報提供端末を提供

銚子電鉄の主力電車3000形。
銚子電鉄の主力電車3000形。全 5 枚

JR西日本は2月21日、千葉県の銚子電気鉄道(銚子電鉄)に対して、駅向け簡易情報提供端末を提供すると発表した。

【画像全5枚】

これは鉄道事業者間で技術やノウハウの共有や課題解決を行なう「共創活動」の一環として行なわれるもの。

提供する端末はJR西日本グループのJR西日本テクシアが開発した「Scomm.」と呼ばれるもので、無線通信により遠隔で操作することで、運休や緊急的な臨時列車の運行などがあった際も、事務所から時刻表を配信することができる。

無人駅を中心にすでに600台以上が導入されており、駅のほか、ホテルのロビーや商業施設なとでも活用されているという。

運用開始は2月25日で、銚子電鉄では観音・本銚子(もとちょうし)・西海鹿島(にしあしかじま)・海鹿島・君ヶ浜・外川(とかわ)の各駅に導入。これを通してJR西日本では「今後も鉄道事業者間での共創活動を広げ Win-Win の関係を構築できるオープンイノベーション活動を推進していきます」としている。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ライズ』がカラフルに変身!? フルーツがテーマ『ハバナ フルーティーポップ』、キャルズモーターが発売
  2. 一人乗りマイクロEV「EQV-TREK」発売、355kgの軽量ボディで航続110km…107万8000円から
  3. 新型取締機「JMA-520/401」に対応、セルスターがコンパクトな一体型レーダー探知機を発売
  4. V4エンジン搭載の新型ヤマハ『YZR-M1』登場に、SNSでは「ビリビリくるぜ!」「男の子はこういうの好きだよねー」など反響
  5. 三菱『エクリプス クロス』新型、航続600kmのEVに…ルノーからOEM供給へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る