3年ぶりに「鈴鹿ファン感」開催、往年のF1マシンはじめ多数のレーシングマシンが登場

鈴鹿サーキット60周年ファン感謝デー
鈴鹿サーキット60周年ファン感謝デー全 14 枚

今年で開場60周年を迎える鈴鹿サーキットが、久しぶりにファン感謝デーイベントを開催。往年のF1マシンをはじめ、多数のレーシングカーやバイクが登場し、盛り上がった。

毎年、モータースポーツシーズンのキックオフイベントという形で、国内モータースポーツを代表する4輪・2輪の選手やマシンが登場していた。2019年からは「モースポフェス SUZUKA」として、メーカーの枠を超えたイベントとして、F1マシンやル・マン24時間レースで戦った車両がデモランを行うなど規模も拡大していった。

新型コロナウイルス感染拡大の影響で、2020年と2021年は開催中止を余儀なくされたが、今年は万全の感染防止対策を施し、グランドスタンドエリアは事前に指定席を販売するなど、三密にならないような配慮をして、3年ぶりにイベント開催となった。

以前のように場内各所で選手のトークショーをはじめとしたファンイベントは実施されなかったが、コース上では様々な催された。

SUPER GTプレシーズンマッチでは、トヨタ、ホンダ、日産の今季GT500クラス車両13台が出走し、本番さながらの迫力あるデモレースを披露。特に今年デビューする日産『フェアレディZ NISMO GT500』がファンイベントで走行するのは初めてということで、大きな注目を集めた。

また、全日本ロードレース選手権や鈴鹿8時間耐久ロードレースに参戦するバイクも集まり、鈴鹿8耐を彷彿とさせるル・マン式スタートからのデモレースも行われ、会場に駆けつけた2輪ファンを沸かせた。

初日の各走行イベントで一番盛り上がったのが、F1マシンのデモ走行。今回は1988年のAGS『JH23』と、1989年のウィリアムズ『FW12』、ベネトン『B189』、そして2006年のフェラーリ『248F1』が登場。迫力あるサウンドを響かせ、コースを疾走した。

この鈴鹿サーキット60周年ファン感謝デーは、明日6日(日)も鈴鹿サーキットで行われる。

《吉田 知弘》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  2. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  3. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  4. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
  5. 【BYD シーライオン7 新型試乗】全幅1925mmの堂々サイズも「心配無用」、快適性はまさに至れり尽くせり…島崎七生人
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  5. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
ランキングをもっと見る