復活の「ワーゲンバス」、開発は最終段階に…プロトタイプが公道テスト

フォルクスワーゲン ID.Buzz のプロトタイプ
フォルクスワーゲン ID.Buzz のプロトタイプ全 6 枚

フォルクスワーゲンは3月3日、3月9日にワールドプレミアする予定の新型EV『ID.Buzz』(Volkswagen ID.Buzz)のプロトタイプの映像を公開した。現在、開発は最終段階にあるという。

ID.Buzzは、フォルクスワーゲンの新世代EVの「ID.」ファミリーに加わるミニバンだ。欧州市場では、乗用ミニバンのID.Buzzと、商用バンの『ID. Buzzカーゴ』の2種類がラインナップされる。

ID.BuzzとID. Buzzカーゴは、フォルクスワーゲングループの新世代EV向け車台の「MEB」をベースにしている。モーターはリアアクスルに搭載され、最大出力201hp、最大トルク31.6kgmを引き出す。最高速はリミッターによって、145km/hに制限される。バッテリーはリチウムイオンで、蓄電容量は82kWh(正味容量は77kWh)とした。

ID.Buzzの映像では、レインボーカラーの擬装をまとったプロトタイプが、欧州の都市で公道テストを行う様子が紹介されている。また、2017年のコンセプトカーやオリジナルの「ワーゲンバス」のデザイン要素を受け継いでいることも、明らかにされている。

《森脇稔》

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