シトロエンの新フラッグシップ、『C5 X』を日本市場に導入 2022年内

シトロエンC5 X
シトロエンC5 X全 21 枚

ステランティスジャパン株式会社は3月1日に、会社発足にあたっての記者会見を開催した。その場で傘下8ブランドの電動車導入計画が発表され、シトロエンからは2022年内に『C5 X』のPHEVが追加される予定が明らかにされた。

日本での発売は5月を予定している。C5 Xは、本国フランスで2021年9月に受注を開始したサルーン。ステーションワゴンとSUVとのクロスオーバスタイルで、シトロエンのトップ・オブ・ザ・レインジとなる。

ステランティスジャパンは、ステランテイスの日本における輸入販売子会社であるグループPSAジャパンとFCAジャパンが、2022年3月1日付で両社の事業を統合し発足した会社だ。日本市場におけるプジョー、シトロエン、DSオートモビル(以上グループPSAジャパン)、アバルト、アルファロメオ、フィアット、フィアットプロフェッショナル、ジープ(以上FCAジャパン)の事業を一つに統合した。

統合時点で、8ブランドを通じて日本市場に36モデル95バリエーションを提供している。これらのうち電動車はPHEV(プラグインハイブリッド車)の6モデルとBEV(バッテリー電気自動車)の4モデルの、都合10モデル。2022年は新たにBEVを1モデルとPHEVを7モデル、ジープ、プジョー、シトロエン、フィアット、DSオートモビルから導入し、年内に19モデルの電動車ラインアップをそろえる。

グループPSAジャパンからステランティスジャパンに統合されたシトロエンが日本市場で展開している電動車は、PHEVの『C5エアクロスSUV』と、BEVの『E-C4エレクトリック』。3月1日の会見では、2022年内にC5 XのPHEVが追加されることが発表された。C5 Xには内燃機関(1.6Lガソリン車)も設定されており、合わせて導入される。

東京都内で開催された会見の会場には傘下8ブランドの新型車が展示され、シトロエンからは「C4」が展示された。

《高木啓》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
  2. これで公道走行可能だと? BMW『M2 トラック・パッケージ』がニュルに出現!
  3. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
  4. クラシックな雰囲気が人気! ダムドの『ハイゼット/アトレー』向けカスタムボディキットに新作アイテム3点が登場
  5. 「復活まじうれし!」「全色欲しい」新型スズキ『GSX-R1000』発表に、SNSは話題沸騰!
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
ランキングをもっと見る