ツールプラネットがIAAE 2022に出展、新商品「ADASキャリブレーション」を展示予定

ADASキャリブレーション
ADASキャリブレーション全 7 枚

整備用スキャンツールやエーミング機器などの製造販売メーカー・株式会社ツールプラネットが、3月9日から東京ビッグサイトで開催される自動車のアフターマーケット関連コンベンション「国際オートアフターマーケットEXPO2022(IAAE)」に出展。同イベントでは同社が3月1日に発表した新商品「ADASキャリブレーション」が展示されるほか、製品の販売も同日から開始される。

ADASキャリブレーションはスマートフォンやタブレット端末(iOS/Android)でのエーミング作業を可能にする、世界に類を見ない画期的な次世代デバイス。無料の専用アプリをダウンロードした端末とADASキャリブレーション本体をBluetooth接続することで、手軽にエーミング作業を開始できる。

スマホにインストールしたアプリから車検証のQRコードを読み取ると、即座に車種を特定し、車両に応じたフロントカメラおよび前方レーダーの基準値データを表示する。QRコード読み取りからエーミング実行、証明書発行までが一連の流れで行える「証明書発行モード」のほか、全自己診断とエーミングを個別に実行できる「個別機能モード」を搭載している。

証明書はカスタマイズが可能で、作業風景画像なども証明書に挿入することができるほか、完成した証明書は印刷はもちろん、あらかじめ登録したメールアドレス宛にPDFファイルとして送信することも可能だ。

対応メーカーは国産乗用車9メーカーに加え、いすゞ・日野・三菱ふそう・UDトラックスなどの商用大型メーカーのほか、海外メーカーではベンツ・BMW・MINI・ワーゲン・アウディ・ポルシェをサポート。エーミングに必要なターゲットセットはオプションで販売され、作業時間の短縮も見込める。

ADASキャリブレーションの本体セット価格はオープン価格で、2年目以降は年間アップデート1万6500円(税込)が必要となる。アプリ対応OSはiOS 12~15 / Android 8~11、エーミングガイド カメラ編/レーダー編 2021年度版データが収録される。

《藤澤純一@Mycar-life》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. アルピナ創業家が新ブランド「ボーフェンジーペン」設立、ザガートとGTカー共同開発
  2. 【スズキ ハヤブサ 試乗】かつての最速マシンは今、何を語りかけてくるのか…佐川健太郎
  3. ザガート、1台限りのアルファロメオ『8C』発表…伝説の名車に敬意
  4. 「絶対にパンクしない」電動アシスト自転車発売へ、1充電で最大1000km走行も
  5. 公取委、ENEOS系など軽油6社、カルテル疑いで立ち入り検査[新聞ウォッチ]
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 地域再エネ活用の収益を還元、ホンダ N-VAN e:を茨城県神栖市へ無償提供
  2. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
  3. シェフラーがヴィテスコ合併後初の出展、ポートフォリオ拡大と顧客対応力をアピール…人とくるまのテクノロジー展2025
  4. 【調査レポート】ベトナムにおけるモビリティ市場調査~13社(四輪・二輪)の最新動向~
  5. VWと米ウーバーが提携、『ID. Buzz』の自動運転車を運行へ
ランキングをもっと見る