アストンマーティン、高性能バッテリー共同開発…次世代EVに搭載へ

アストンマーティンとブリティッシュボルトが共同開発する高性能バッテリー
アストンマーティンとブリティッシュボルトが共同開発する高性能バッテリー全 3 枚

アストンマーティン(Aston Martin)は3月7日、次世代のEVに搭載する高性能バッテリーを共同開発することで、ブリティッシュボルトと合意した、と発表した。

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両社のコラボレーションは、2025年にブランド初のEVを発売するというアストンマーティンの計画を後押しするもの。ブリティッシュボルトは英国に本拠を置き、バッテリーセル技術を手がけている。

アストンマーティンとブリティッシュボルトの共同研究開発チームは、モジュールやバッテリー管理システムを含めて、バッテリーパックの設計、開発、実用化を目指す。2社は協力して、ブリティッシュボルトが開発している特殊な円筒形高性能セルを、アストンマーティンの高性能EVに搭載できるよう、改良を進めていく。

アストンマーティンの電動化計画ではまず、ブランド初のプラグインハイブリッド車(PHV)として、2024年前半に『ヴァルハラ』を発売する。エンジンとモーターを合わせたPHVシステム全体で、950psのパワーを引き出し、0~100km/h加速2.5秒、最高速330km/hの性能を発揮する。

このヴァルハラに続いて、アストンマーティンは2025年、ブランド初のEVの発売を目指す。続いて2026年までに、EVまたはPHVの電動パワートレイン車を、すべてのラインナップに拡大していく。さらに2030年までに、スポーツ、GT、SUVのアストンマーティンのすべてのラインナップを、完全に電動化する計画だ。

《森脇稔》

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