バス通学の卒業生に捧げる「宇宙一贈る言葉にあふれたバス」、岡山で運行開始

宇宙一贈る言葉にあふれたバス
宇宙一贈る言葉にあふれたバス全 4 枚

両備グループは「宇宙一面白い公共交通を目指すプロジェクト」の第3弾として、バス通学の卒業生に捧げる「宇宙一贈る言葉にあふれたバス」企画を開始した。

[写真:特別車両「贈る言葉ッス」]

両備グループが事業を展開する岡山市では、コロナ禍によりバスや電車など公共交通の利用離れが加速。路線廃止も現実化を帯びている。両備グループでは、ここがバス事業存続の正念場と捉え、「宇宙一面白い公共交通を目指すプロジェクト」を発足。プロジェクトテーマは「瀬戸(×内)ぎわ 公共交通 今、正念場(バ)ッス!」。正念場の公共交通を救うため、「宇宙一」面白い公共交通を目指して、楽しそう、乗ってみたいと思ってもらえる企画を実施している。

1月プラネタリウムバス、2月アートバスに続く第3弾では、3月10日より「宇宙一贈る言葉にあふれたバス」を両備グループ全路線で運行する。卒業シーズンの3月。通学にバスを利用していた卒業生に向けて、贈る言葉を書いた寄せ書きポスターをバス車内に掲載。バス路線沿線の22校から協力を得て、先生からのサプライズメッセージも書き添えられている。晴れやかな新生活を迎えられるよう、両備グループの路線バス339台が卒業生の門出を祝う。

さらに車内広告の全てのスペースを贈る言葉のポスターで埋めつくした特別車両「贈る言葉ッス」1台を用意する。車内にはモニターを設置して「贈る言葉」制作のドキュメント動画を放映し、モニター画面下にはTwitterタイムラインを表示。リアルタイムで「贈る言葉」を配信する。この「贈る言葉ッス」、涙なしでは乗車できないため、オリジナルポケットティッシュを無料配布する。

《纐纈敏也@DAYS》

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