アウディの高性能電動SUVクーペ、改良新型は顔が変わる?…プロトタイプが雪上テスト

アウディ e-tron Sスポーツバック 改良新型のプロトタイプ
アウディ e-tron Sスポーツバック 改良新型のプロトタイプ全 10 枚

アウディは3月9日、現在開発を進めている改良新型『e-tron Sスポーツバック』(Audi e-tron S Sportback)のプロトタイプによる雪上テストの写真を公開した。

e-tron Sスポーツバックは、アウディの電動SUVクーペ、『e-tronスポーツバック』のEVパワートレインを高性能化したモデルだ。アウディはエンジン搭載車に、高性能な「Sモデル」を設定しており、EVのe-tronシリーズにも、このSモデルが拡大展開された。

モーターをフロントに1個追加し、リアの2モーターと合わせて、合計で3モーターとしているのが特徴だ。フロントアクスルに追加されたモーターは、最大出力169hp、ブースト時には最大出力204hpを発生する。リアアクスルに積まれる2個のモーターも強化されており、最大出力266hp、ブースト時には最大出力359hpを獲得する。

この結果、3つのモーターを合わせたシステム全体で、最大出力435hp、最大トルク82.4kgmを引き出す。ブースト時には最大で8秒間、最大出力が503hp、最大トルクが99.2kgmへ引き上げられる。パワフルなEVパワートレインの効果で、e-tron Sスポーツバックは、0~100km/h加速を4.5秒で駆け抜け、最高速は210km/hでリミッターが作動する。

アウディは、このe-tron Sスポーツバックの改良新型のプロトタイプが、雪上テストを行う写真を公開した。改良内容は現時点では明らかにされていないが、前後マスクに厳重な擬装が施されていることから、顔が変わる可能性もある。

《森脇稔》

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