メルセデスベンツの新型EV『EQE』もSUVに…フルヌードボディを激写!

メルセデスベンツ EQE SUV プロトタイプ(スクープ写真)
メルセデスベンツ EQE SUV プロトタイプ(スクープ写真)全 13 枚

メルセデスベンツは2021年9月、『Eクラス』のEVバージョンとなる『EQE』を発表したが、そのクロスオーバーSUV版となる『EQE SUV』市販型のフルヌードボディを、スクープサイト「Spyder7」のカメラが激写した。

衝突テストがおこなわれている、ドイツ・シュトゥットガルト近くにあるメルセデスベンツのテスト施設で捉えたプロトタイプは、オレンジ色と白いフロントバンパーから判断して、衝突テストカーの可能性が高い。フロントグリルには損傷が見られ、このプロトタイプがすでにいくつかの衝突テストセッションを行ったことを意味している。

メルセデスベンツ EQE SUV プロトタイプ(スクープ写真)メルセデスベンツ EQE SUV プロトタイプ(スクープ写真)

エクステリアの特徴は、EQEセダンから継承するスイープバックヘッドライトとひとつなぎの密閉されたグリルだ。バンパーにはクロームアクセントで縁取られた大きな中央インテークを配置、外側にはフェークインテークを装備していることがわかる。

また空力的に最適化されたホイールと、Aピラー付近に「EQE」バッジが確認できるほか、フラッシュマウントされたドアハンドルなど、EQEセダンの意匠を受け継いだボディワークも見てとれる。後部では、控えめなルーフスポイラーの下に角張ったリアウィンドウ、全幅にわたるLEDストリップライトが配置されている。

インテリアもEQEセダンと共通の、MBUXハイパースクリーンを備えた近未来キャビンが期待できる。12.3インチのデジタルインストルメントクラスター、17.7インチのインフォテインメントシステム、および助手席用の12.3インチディスプレイで構成される。またフローティングセンターコンソール、タービンスタイルの通気孔、そして最小限の操作ボタンが備わるだろう。

メルセデスベンツ EQE SUV プロトタイプ(スクープ写真)メルセデスベンツ EQE SUV プロトタイプ(スクープ写真)

パワートレインもEQEセダンと共有する可能性が高く、90kWhのバッテリーパックと最高出力293psを発揮するリアマウントの電気モーターが搭載されるだろう。EQEセダンではWLTPサイクルで最大410マイル(660km)の航続を誇るが、SUVでは若干の低下が考えられる。

さらに、最高出力476ps、最大トルク858Nmを発揮するデュアルモーター全輪駆動システムのAMG「EQE 43」、最高出力626ps、最大トルク950Nmを発揮するAMG「EQE 53」も期待されている。

EQE SUVは、2022年末までにアラバマ州タスカルーサで生産される予定となっている。

《APOLLO NEWS SERVICE》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 航続262kmの新型電動バイクが約10万円から、ビンファストが2モデル発表
  2. スバル『フォレスター』に早くも「理想の姿」と話題の特別仕様、「最初から出してよ!」の声も
  3. 「ゴツい見た目に、爽やかなブルーは反則」新型トヨタ『セコイア』発表で高まる日本導入への期待
  4. 歴代最強? 新型ポルシェ『カイエン』はこうなる! 最上級グレードは1000馬力超え
  5. トヨタ『カローラ』米2026年モデル、新デジタルメーター搭載で今秋発売へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る