ボッシュ、新たな「CDRテクニシャン認定トレーニング」を開催…JARWA監修の車体計測の手法を追加

ボッシュ製CDR
ボッシュ製CDR全 1 枚

ボッシュは、日本自動車車体補修協会(JARWA)監修の車体計測の手法を追加した、新しい「CDRテクニシャン認定トレーニング」を4月25日より開始する。

CDRテクニシャン認定トレーニングは、2022年7月1日以降に発売の新型車から順次、EDR(イベントデータレコーダー)の搭載を義務付けられたことを受けての取り組みだ。EDRは車速、加速度、シートベルト着用等を記録。自動車事故検証の有力な証拠の一つとして注目されている。EDRデータはボッシュのCDRアナリスト制度によって刑事、民事事故における調査手法が完全に確立されていることから、EDRの搭載義務化により今後益々の利活用が見込まれている。

しかし、EDRデータのさらなる利活用、例えば、車体整備における修理金額の推定、中古車検査における修復歴判定など、事故車両の損傷度合いの判定へのEDRデータの利活用については、物理的な損傷個所や損傷範囲をどのようにして特定するかなどの課題があった。また、EDRデータによる公平で透明性の高い事故解析をより一般的にするため、EDR読み出し拠点の全国規模の早期設置が必要とされており、実際にEDRの読み出しを行う、CDRテクニシャン資格保持者数の早期確保も大きな課題だ。

これらの課題を解決すべく、ボッシュとJARWAはJARWA内に設置した「EDRデータ利活用ワーキンググループ(WG)」にて検討を重ねた結果、共同事業としてJARWA監修の車体計測の手法を追加した新たなCDRテクニシャン認定トレーニングの開始を決定した。

具体的には、CDRテクニシャン認定トレーニングカリキュラムに「JARWAバランスゲージ」を用いた車体計測データの取得方法を追加し、EDRデータとともに車体計測データや「事故現状の写真データを指定の方法で取得するスキルおよび取得したデータをサーバにアップロードするスキルをもつCDRテクニシャンを育成する。

併せて、CDRテクニシャンの育成や導入設備にコストを投じた整備工場、車体整備工場、中古車流通事業者、ロードサービス会社などのアフターマーケット事業者が、各種データの取得作業及び指定サーバへのアップロード作業を収益事業とできるよう、両者が中心となって関係各所と本事業のビジネスモデル化の推進を図り、読み出し拠点の全国規模の早期設置を推進する。

CDRテクニシャン認定トレーニングは、あいおいニッセイ同和自動車研究所の埼玉センターを会場に4月25日より毎月1回開催する予定。ボッシュは現在約270名のCDRアナリストに加え、1000名規模のCDRテクニシャンを数年以内に育成する計画だ。

《纐纈敏也@DAYS》

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