日産「e-4ORCE ラジコンカー」公開…アリアの4輪制御を移植

e-4ORCE ラジコンカー
e-4ORCE ラジコンカー全 12 枚

日産自動車は、新型『アリア』に搭載される電動駆動4輪制御技術を体感できる「e-4ORCE ラジコンカー」を開発。3月18日より日産グローバル本社ギャラリーで公開する。

[写真:ラジコンカーに搭載されたカメラの映像をモニターを見ながら操作]

e-4ORCEは、前後に搭載する電気モーターそれぞれのトルクを個別にコントロールすることで、どのような路面状況でも、ドライバーが安心して思い通りにコーナリングを楽しむことができる日産独自の4輪制御技術だ。この技術がもたらす価値を分かりやすく訴求するため同社は3月7日、「e-4ORCE ラーメンカウンター」ビデオを公開。e-4ORCEの特徴の一つである車体の揺れが少ない快適な乗り心地を、トレイに載せたラーメンを運ぶシーンを通じて分かりやすく伝えている。

今回、e-4ORCEのもう一つの特徴である、ドライバーが安心して、思い通りに、気持ちよくクルマを運転できる高い走行性能を訴求するe-4ORCE ラジコンカーを制作。e-4ORCEの研究・開発を担当している日産のエンジニア自らがテストを重ねて完成させた。

e-4ORCE ラジコンカーは、タイヤのグリップを最大限活用する制御を再現するため、4つのモーターで4輪を個別に制御するメカニズムを採用。搭載されたセンサーが走行状態を把握し、それぞれのモーターの駆動力を個別に制御することで、安定した思い通りの走行を可能とした。また、実際にクルマを運転するのと同様にシートに座り、ハンドルとペダルで操作。ラジコンカーに搭載されたカメラの映像をモニターを見ながら操作するため、まるで実車を運転しているかのような感覚でe-4ORCEの制御を体感できる。

e-4ORCE ラジコンカーは3月18日より日産グローバル本社ギャラリーで公開。来場客が体感することができる。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 顔が激変! BMWの最小SUV『X1』改良新型、ノイエクラッセ導入へ…プロトタイプを初スクープ
  2. ホンダ初のフルサイズ電動バイク『WN7』発表、航続130km…2026年欧州発売へ
  3. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  4. プレミア化は必至!?『ランクル』を知り尽くしたトヨタ車体の「ラリー仕様」限定車にSNS歓喜
  5. 【プジョー 3008 新型試乗】全身鋼のような硬さに満ち溢れる。これが新時代のプジョーか…中村孝仁
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る