シートカバーは西陣織、京都仕様のアルファード ハイヤーを共同制作…MKタクシー×トヨタ

アルファード グランドハイヤー 京都プロジェクト
アルファード グランドハイヤー 京都プロジェクト全 8 枚

MKタクシーは、京都の伝統工芸や雰囲気を意識したトヨタ自動車との初コラボ車両『アルファード グランドハイヤー 京都プロジェクト』1台を導入し、京都でハイヤー運行を開始した。

グランドハイヤー 京都プロジェクトは、「移動時間・移動空間までもが価値のある経験に」をコンセプトに、トヨタとの合同プロジェクトによって製作。乗客に対し安らぎと新たな発見の時間を提供すべく、トヨタによる車両の企画デザイン、フクオカ機業による西陣織、トヨタ関係企業各社による協力のもと、様々な工夫を車内に施した。

車内に乗り込む際のスライドドアステップには御影石モチーフとした石畳エントランスマットを、フロアには玄武岩をモチーフとした石畳フロアマットを敷き、和風建築の沓脱石を意識。さらに石畳プロジェクションイルミで足元を照らし、京都の雰囲気を乗る前から感じてもらう。

西陣織で特別製作したシートカバーには、MKタクシーのロゴマークと七宝模様のモノグラムに京都を意識した狐や鳳凰をあしらい、シートだけを見ても楽しめる車内空間とした。とくに七宝模様とは円形を4つ重ねた連続模様で、その中にMKのロゴを入れることで「MKから輪が広がるように」という意味を込めてトヨタデザイナーとフクオカ機業が制作。また、SDGsの観点から再生PETの糸を使用し、若手職人が拘って織りあげた。

着席後、肘掛け部分の手元などには竹を使った「和竹加飾パネル」を採用。肌触りでも京都を感じることができる車内とした。窓には京町家の格子窓をモチーフとしたデザインフィルムを貼り、まるで京町家の中から景色を眺めているかのような感覚を楽しめる。

アルファード グランドハイヤー 京都プロジェクトは時間貸切で予約可能。指定料は3月31日まで2000円、4月1日からは5000円。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 真夏のダッシュボードが20度以上低下!? 驚きの遮熱サンシェード新時代[特選カーアクセサリー名鑑]
  2. スズキ『エブリイ』が災害時は「シェルター」に、軽キャンピングカーの新たな可能性
  3. 『アトレーRS』ベースで力強い走り! 軽キャンピングカー「HAPPY1 Turbo」585万円で発売
  4. トヨタ『ランドクルーザー』公式アイテム、2025年夏の新作発売へ
  5. メルセデスベンツ『CLA』新型、第4世代「MBUX」にセレンスの会話型AI技術搭載
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る