ロータス『エミーラ』、4気筒エンジンはメルセデスAMG製…発売記念車を発表

2.0リットルターボエンジンは最大出力360ps

20インチの軽量Vスポーク鍛造ダイヤモンドカットアルミホイール

10.25インチと12.3インチの2つのディスプレイ

ロータス・エミーラ の「ファーストエディション」
ロータス・エミーラ の「ファーストエディション」全 10 枚

ロータスカーズは3月16日、新型スポーツカーの『エミーラ』(Lotus Emira)の発売記念モデル、「ファーストエディション」を欧州で発表した。

◆2.0リットルターボエンジンは最大出力360ps

エミーラの発売記念モデルは、「V6ファーストエディション」に続いての設定だ。パワートレインには、テクニカルパートナーのメルセデスAMG製のM139型直噴2.0リットル直列4気筒ガソリンターボエンジンを搭載する。このエンジンは、エミーラのために特別に製造されており、ミッドシップ搭載向けのハードウェアの変更と、新しいソフトウェアを採用する。

エミーラのファーストエディションの場合、最大出力360psを発生する。ロータスカーズによると、このエンジンは最大出力421psを引き出す潜在能力を備えており、公道での使用が認められた世界で最も強力な4気筒エンジンになるという。ロールベアリングを備えたツインスクロールターボチャージャーは、ターボラグを最小限に抑えた。エキゾーストシステムはロータスが設計し、エミーラ専用となる。

パドルシフトを備えた8速デュアルクラッチトランスミッションを組み合わせた。これは、ロータスにとって初という。ファーストエディションは、専用のエンジンカバーとCピラーエンブレムを装備している。

ロータス・エミーラ の「ファーストエディション」ロータス・エミーラ の「ファーストエディション」

◆20インチの軽量Vスポーク鍛造ダイヤモンドカットアルミホイール

ファーストエディションは、「ロータスデザインパック」の一部として、20インチの軽量Vスポーク鍛造ダイヤモンドカットアルミホイールが標準装備される。ダイヤモンドカットはツートン仕様となり、シルバーとグロスブラックも選択できる。2ピースのハイパフォーマンスブレーキディスクと、ロータスのネーム入りブレーキキャリパーは標準のブラックの他に、レッド、イエロー、シルバーから選択可能。TPMS(タイヤプレッシャーモニタリングシステム)も標準装備される。

ファーストエディションのボディカラーは、セネカブルー、マグマレッド、へセルイエロー、ダークバーダント、シャドーグレー、ニンバスグレーの6色が用意されている。「ローワーブラックパック」が標準装備され、エアブレード、フロントスプリッター、サイドシル、リアディフューザーがグロスブラックで仕上げられる。

7種類から選択可能なインテリアトリム&シートも標準装備した。レザーは、ブラックナッパレザー+グレーコントラストステッチ、レッドナッパレザー+レッドステッチ、アイスグレーナッパレザー+アイスグレーステッチ、タンナッパレザー+タンステッチの4種類から選択可能。アルカンターラは、ブラックアルカンターラ+グレーコントラストステッチ、ブラックアルカンターラ+イエローコントラストステッチ、ブラックアルカンターラ+レッドコントラストステッチの3種類から選択できる。サテンクロームのインテリアトリムフィニッシュ、アンビエントムードライト(ホワイト)、ロータスのネーム入りシルキックプレートも採用している。

ロータス・エミーラ の「ファーストエディション」ロータス・エミーラ の「ファーストエディション」

◆10.25インチと12.3インチの2つのディスプレイ

スマートフォンとの接続が可能なApple「Car Play」とグーグル「Android Auto」、英国ブランド「KEF」の10チャンネルプレミアムサウンドシステム(出力340W)がファーストエディションには組み込まれており、全ての機能はダッシュボード中央の10.25インチHMIタッチスクリーンと、マルチファンクションステアリングホイール後方に設置されている12.3インチTFTドライバーディスプレイを通じてアクセスできる。

ローワーブラックパックに加えて、「ロータスドライバーズパック」、「コンビニエンスパック」、「ロータスデザインパック」の3種類のオプションパックが標準装備される。このうち、ロータスデザインパックは、プライバシーティントガラス、スポーツアルミペダルパッド、ブラックアルカンターラインテリアヘッドライニングを装備した。ブレーキキャリパーは、ブラック、レッド、イエロー、シルバーから選択できる。

コンビニエンスパックには、フロントパーキングセンサー、リアリバースカメラ、雨感知ワイパー+エアロブレード、自動調光バックミラー&ドアミラー、ストレージネットが追加されている。

《森脇稔》

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