ホンダ、ハンディタイプ発電機『EU26iJ』発売…新開発エンジン搭載

新型ハンディタイプ発電機、EU26iJ
新型ハンディタイプ発電機、EU26iJ全 6 枚

ホンダは3月17日、正弦波インバーター搭載の新型ハンディタイプ発電機『EU26iJ』を発売した。

[写真:EU26iJのモノコック構造]

EU26iJは、定格出力2.6kVAの高出力と、軽量・コンパクトなパッケージングを両立させた新型ハンディタイプ発電機。ホンダ独自の正弦波インバーター技術による高品質な電気供給に加え、長期保管しやすい仕様、専用アプリによる利便性の向上などにより、業務用に加え、非常時の備えなど、多様なニーズに対応する。

EU26iJには、発電機専用として新開発の130cc「GX130」エンジンを搭載。高回転域における熱負荷を軽減する強力な冷却構造を採用したほか、オルタネーターに高い磁力特性を持つネオジムボンド磁石をホンダの発電機として初採用し、高出力化と小型・軽量化を実現している。

また、電子制御燃料噴射装置(FI)の採用により、2ステップの簡単始動を実現したほか、メンテナンスの手間も軽減した。さらにリコイル操作で発生する電力のみでFIを起動可能としたバッテリーレスシステムを採用することで小型・軽量化と、それによる保管・車載・積載時の占有スペースの削減にも寄与。非常時への備えなどといった長期保管がしやすい仕様とした。

これらにより、重量はホンダの同出力クラスで最軽量となる26.5kg、燃費も現行モデルから約16%向上し、使い勝手が向上している。さらに、専用アプリ「ホンダ マイ ジェネレーター」をダウンロードしたスマートデバイスとBluetoothで接続することで、離れた場所からのエンジン停止や稼働状態の確認などが可能となり、利便性が向上している。

価格は39万8200円。

《纐纈敏也@DAYS》

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