Yahoo!カーナビ、iOS版もログインなしで渋滞・交通規制情報が利用可能に

渋滞情報や交通規制情報の利用方法
渋滞情報や交通規制情報の利用方法全 2 枚

Yahoo!カーナビ(iOS版)は3月18日、Yahoo! JAPAN IDのログインなしで、渋滞情報や、大雨・大雪などの自然災害による通行止めといった交通規制情報が利用できるようになった。

NEXCO西日本の調査では、渋滞発生時での死傷事故率は渋滞していない時と比較して30倍以上になることがわかっており、また、国土交通省によると、渋滞により発生する経済損失は全国で年間12兆円とも言われている。このように、交通渋滞は、ドライバーにストレスを与えるだけでなく、交通事故率の上昇や経済損失にもつながる。

他方で、大雨や大雪、土砂崩れなどの自然災害が発生した際には、一部道路が通行止めになることもある。日本国内では、洪水などを引き起こす大雨の回数や、土砂災害の発生回数が増加。また、国土交通省や高速道路各社は大雪の際、予期せぬ立ち往生を回避するため、早めに通行止めにする「予防的通行規制」を2021年から導入している。

Yahoo!カーナビは、年間を通してユーザーの快適なドライブをサポートすべく、日本道路交通情報センター(JARTIC)が提供している渋滞情報や交通規制情報に加え、Yahoo!カーナビユーザーのプローブ情報をもとに、渋滞情報や交通規制情報を反映したルート提案を行っている。これまで、Yahoo!カーナビのAndroid版では、ログインをしなくてもこれらの情報を利用できていたが、iOS版ではYahoo! JAPAN IDでのログインが必要だった。今回、iOS版でもログインしなくても利用できるようになったことで、これまで以上に多くのユーザーが、渋滞や交通規制などを考慮した最適なルートで移動できるようになる。また、災害時の交通規制にも対応しており、いざというときにも安全に目的地にたどり着けるルートを確認できる。

渋滞・交通規制情報は、画面右上の「交通情報」アイコンをタップすることで利用できる。情報取得時刻が出ていればオンの状態です。「OFF」と表示されている場合はアイコンをタップしてオンの状態に切り替えれば、渋滞や交通規制を考慮したルート探索が可能になる。大雨や大雪などによる自然災害に伴う通行止めなど、急な規制も回避可能。また、地図上にも情報が表示されるため、周辺の道路状況を簡単に確認できる。

《纐纈敏也@DAYS》

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