年収がいくらで自家用車を購入する?---30代・40代は600万円

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30代・40代の消費者の半数以上が自家用車を購入しようと思えるのは「年収600万円」という調査結果が出た。前回の調査からハードルが上昇しているという。

SMBCコンシューマーファイナンスサービスブランド「プロミス」)は、2月4~5日の2日間、30~49歳の男女を対象に「30代・40代の金銭感覚についての意識調査2022」をインターネットリサーチで実施し、1000名の有効サンプルの集計結果を公開した。調査にはネットエイジアが協力した。

ライフイベントと収入事情について、自家用車を購入しようと思える世帯年収額を聞いたところ、年収400万円でしようと思える割合は32.8%、年収500万円でしようと思える割合は48.4%、年収600万円でしようと思える割合は58.8%となった。半数以上が自家用車を購入しようと思えるのは年収600万円以上(58.8%)となった。

2021年2月の前回調査では、半数以上が自家用車を購入しようと思えるのは年収500万円(51.5%)だったので、今回調査ではハードルが上がる結果となった。

いっぽう2021年12月3~4日の2日間、20~29歳の男女を対象に行なった「20代の金銭感覚についての意識調査2022」で、自家用車を購入しようと思える世帯年収額を聞いたところ、半数以上が自家用車の購入をイメージできるのは年収500万円だった。前回調査(2020年11月)では年収600万円(53.7%)だったので、今回調査ではハードルが下がっている。

20代では自家用車を購入しようと思える年収が下がり、30・40代では上がっている。

「30代・40代の金銭感覚についての意識調査2022」で、30代・40代の半数以上が結婚しようと思えるのは「年収600万円」、前回調査からハードルが上昇、また30代・40代の半数以上が住宅を購入しようと思えるのは「年収800万円」、これも前回調査からハードルが上昇している。

20代の「結婚」は年収500万円で前回から下降、「住宅」は年収800万円で前回から下降している。20代はライフイベントをより少ない年収で意識する傾向にあり、30代・40代ではより多い年収で意識する傾向にあるようだ。


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《高木啓》

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