IC車検証、有効期間や使用本拠地はチップのみに記録

現行車検証(参考画像)
現行車検証(参考画像)全 1 枚

国土交通省は、自動車検査証のICカード化に伴って道路運送車両法施行規則を改正すると発表した。

車検証のICカード化に伴って車検証の券面に記載する事項と搭載するICチップに記録する事項を整理する。具体的には現在の車検証に記載しているもののうち、「自動車検査証の有効期間の満了する日」や「使用の本拠の位置」は券面に記載せず、ICチップのみに記録する。

また、車検証のICカード化に伴って、車検証に搭載するICチップの空き領域を、民間事業者が利用できることとしている。具体的に利用ができるのは行政機関、独立行政法人や、民間事業者のうち、道路運送車両に関する利便性向上につながる者とする。これらの対象者が車検証を利用する際、車検証交付を受けている自動車オーナーに利用目的を明示し、同意を得なければならない規定を新設する。

さらに、ICカード化、記録等事務代行制度の創設で、変更登録や移転登録の際、運輸支局などへの来訪が不要となるケースがある。このため、変更登録の際、国から申請者に行う登録事項の通知方法を書面によるほか、登録事項を電子情報処理組織から送信する方法を加える。電子的に登録事項を通知できるように規定を新設するほか、所要の改正を行う。

パブリックコメントを実施した上で5月中旬から下旬にかけて公布し、2023年1月1日に施行する。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  2. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  3. 日本にはないアバルトの高性能SUV、『パルス アバルト』が大胆イメチェン!
  4. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  5. 【BYD シーライオン7 新型試乗】全幅1925mmの堂々サイズも「心配無用」、快適性はまさに至れり尽くせり…島崎七生人
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  5. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
ランキングをもっと見る