カワサキグリーンに映える“赤い火”、「Z」50周年モデルが一堂に…東京モーターサイクルショー2022

カワサキZ 50thアニバーサリーモデル(東京モーターサイクルショー2022)
カワサキZ 50thアニバーサリーモデル(東京モーターサイクルショー2022)全 36 枚

往年の名車「ザッパー」の再来と話題の『Z650RS』をはじめ、「Z」シリーズの誕生50周年を記念した3車種が「東京モーターサイクルショー2022」のカワサキブースを飾った。Z伝統の“火”をイメージした赤が、カワサキグリーンの会場を彩った。

カワサキZ 50周年モデル3台

「50thアニバーサリー」として登場したのはZ650RS、『Z900RS』、『Z900』の3車種。

Z650RSは、ザッパーを彷彿させるスリムなタンク、短くコンパクトなテールを採用し、レトロスポーツのアイデンティティを保ちながら、モダンでカジュアルなスタイリングを実現。649cc並列2気筒エンジンと軽量シャーシを『Z650』から継承し、扱いやすさと軽快なハンドリングとした。アップライトなライディングポジション、足つき性の良さなどもレトロスポーツモデルならでは。50thアニバーサリーでは特別な工程で仕上げられた深みのあるファイヤーボールカラーを採用。専用シート表皮、グラブバーなどを装備する。

Z900RSは、ホンダ『CB750フォア』打倒を目指し、903ccの空冷4気筒エンジンを搭載し1972年に登場した『Z1』の系譜を受け継いだレトロスポーツだ。50thアニバーサリーではZ650RSと同様にZ1を象徴するファイヤーボールカラーで仕上げられている。ゴールドカラーのホイールもまぶしい。

Z900は、アグレッシブなデザインが特徴のスーパーネイキッドだ。948ccの水冷4気筒エンジンを搭載。インテグレーテッドライディングモード、新型TFTカラー液晶メーター、スマートフォン接続機能、全灯LEDなど多数の先進装備を備える。50thアニバーサリーのボディカラーはRS系とは異なり、1980年代のZを代表する鮮烈なファイヤークラッカーレッドを採用している。

《宮崎壮人》

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