【日産 アリア】ジェイテクトの電動パワステ/オイルポンプを採用

電気自動車駆動モーター冷却・潤滑用EOP
電気自動車駆動モーター冷却・潤滑用EOP全 3 枚

ジェイテクトの「JFOPS4採用第2世代内製MCU(モーターコントロールユニット)搭載電動パワーステアリング(EPS)」と「電気自動車(EV)駆動モーター冷却・潤滑用 電動オイルポンプ(EOP)」が、日産自動車の新型EV『アリア』に採用された。

今回開発したEPSは第2世代内製MCUを搭載。新世代ステアリング制御「JWill」により、緻密なチューニングで幅広いユーザーの操舵感へのこだわりに応えることができる。また、同社安全コンセプトの最上位「JFOPS4」を採用。万一ステアリングMCUに故障が発生した場合でもアシスト継続を可能とし、高い安全性を確保している。

EOPは駆動モーターの発熱部位に直接通油する油冷方式を採用し、高い冷却効果を発揮する。構造はECU・モーター・ポンプの三位一体。小型化・省スペース化による搭載性の向上、部品点数削減によるコストダウンと軽量化を実現している。また、車両の油温情報からEOP内部の制御パラメータを変化させ、EOPのモーター回転数を適切にコントロール。消費電力を抑えながらオイルをポンプで汲み上げる最適制御を実現した。さらに同製品は駆動モーターの冷却回路と潤滑回路の両方にオイルを供給することで軸受の摩耗を低減し、駆動モーターの高回転を支えている。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産『リーフ』新型、米国EV最安値の約440万円から…今秋発売へ
  2. 【日産 ルークス 新型】「ルークスはパイクカー」開発デザイナーが立ち返った“軽ならではのデザイン”とは
  3. 三菱『デリカミニ』がフルモデルチェンジ!「やんちゃ坊主」感アップ、走りも三菱らしく進化
  4. マセラティの最新スーパーカー『MCPURA』、北米デビュー
  5. 「本当に世に出るとは」わずか1トンの車体に800馬力V12を搭載、「超アナログ」なスーパーカーにSNS沸く
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る