忘れがち! 愛車と一緒に「引越し」するとき、必要な手続き

忘れがち! 愛車と一緒に「引越し」するとき、必要な手続きとは?
忘れがち! 愛車と一緒に「引越し」するとき、必要な手続きとは?全 3 枚

春は引っ越しシーズン。卒業や入学、入社、転勤などをキッカケに新天地へ住まいを移すとき、所有する大切な愛車を転居先に持っていく方も多いでしょう。

引越し先に所有車を持っていく場合、一定の手続きが必要となります。例えば、運転免許証の住所変更手続きに加えて、車検証の住所変更なども必要です。

本記事では、引っ越しの際に必要となる車の手続きについて紹介します。すでに引っ越しが終わっている方、これから予定がある方は、ぜひご自身の状況を確認しましょう。

運転免許証、車庫証明書、車検証

運転免許証の住所変更は、住民票などがあれば、引越し先の警察署や運転免許試験場または運転免許更新センターで申請すれば、スムーズに変更できます。

車検証は、車輌を保管する場所の証明書(車庫証明書)など、多くの書類が必要となります。また、乗用車と軽自動車によって申請する場所が違い、かなりの時間と労力を要することになります。

なお、引っ越し(住所変更)をしてから15日以内の手続きが原則となっており、多くのユーザーが近隣の整備事業者に手数料を支払って依頼しているケースが多い傾向です。

申請場所や必要な書類については、以下の一覧を参考にチェックしてください。

引っ越しの際に必要となる手続き(申請場所、書類等)

国土交通省のオンライン変更登録申請

所有車を引っ越し先に持っていく場合、何かと手間がかかります。その負担軽減として、国土交通省が新しい取り組みをスタートしているのをご存知でしょうか。

個人が引っ越しをする際、オンラインで車の変更登録申請を行う場合は、ナンバープレートの交換を次回の車検時まで猶予する特例が2022年1月4日から創設されました。

画像出典:国土交通省ホームページより

ただしこの特例は、車の所有者本人が変更登録申請をマイナンバーカードを用いて、自動車ワンストップサービス(OSS)により行う手続きが対象となります。車の所有者は、OSSで変更登録を申請した後、15日以内に引っ越し先の使用の本拠の位置を管轄する運輸支局等宛てに旧車検証(写しも可)の郵送が必要となります。

その後、運輸支局等から変更後の新車検証(備考欄に旧登録番号が記載されたもの)が郵送で交付されます。新たなナンバープレートの交付を受けるのは、次の車検時でも可能。整備事業者に依頼することも出来るため、手続きさえしておけばナンバープレートは次回の車検時に交換すればOKとなります。引っ越しを予定されているユーザーは、近くの整備事業者に一度相談してみてはいかがでしょうか。

忘れがち! 愛車と一緒に「引越し」するとき、必要な手続きとは?

《CAR LIFE編集部》

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