横浜市交通局は3月29日、横浜市営地下鉄ブルーライン(湘南台~あざみ野)へ投入する新型車両「4000形」の運行を5月2日に開始すると発表した。
同車は、既存の3000形のうち、1993年3月のあざみ野延伸に備えて登場した1次車「3000A形」の置換えを図るためのもので、車体は横浜が持つイメージを抽出した「海辺の先進的な都会感」をコンセプトとしており、快適性や安全性、バリアフリー設備が向上している。
 抗菌処理される4000形の車内。床面にブルーラインのシンボルカラーであるブルー、壁面にグレー、出入口にイエローを配色。車端のゆずりあいシート部は床面を赤、壁面を白とし区別しやすくする。シートは座面の材質を見直して座り心地を向上。幅を従来車より10mm拡大した480mmとし、端部の袖仕切りを大型化する。
抗菌処理される4000形の車内。床面にブルーラインのシンボルカラーであるブルー、壁面にグレー、出入口にイエローを配色。車端のゆずりあいシート部は床面を赤、壁面を白とし区別しやすくする。シートは座面の材質を見直して座り心地を向上。幅を従来車より10mm拡大した480mmとし、端部の袖仕切りを大型化する。
2023年度までに3000A形と同数の6両編成8本が導入される計画で、最初の1本は2021年12月に納車されている。残る4本は2022年度中、3本は2023年度中に登場する予定。
なお、横浜市交通局はこの4000形導入を記念して、運行開始前日の5月1日に乗車ツアーを実施する。
ツアーはバスの車庫や車両工場を訪れるAコース、地下鉄の車両基地を訪れるBコースに分かれており、各コース30人を募集。旅行代金はそれぞれ1万2800円(大人・子供のペアは1万9800円)。
申込みは4月4日10時から横浜市交通局協力会旅行センターのウェブサイトで受け付ける。


 
                               
                               
                               
                               
                              

